本日、2020年9月29日にて、ブログ開設7周年を迎えました。まずはプレの記事として、2013年9月23日に「ブログを始める宣言」と、2015年11月1日に独立起業するという目標の表明を行いました。そのプレ記事はこちらです。
実質的な第1回目の記事は、2013年9月29日にアップしたもので、この日から約7年間、2020年7月10日まで2447日連続でブログを毎日更新し続けてきたので、9月29日を「ブログ開設記念日」としています。この日の第1回記事は、当時まだ受験し続けていたTOEIC公開テストの最前線レポートです。
ブログがビジネス書の書評の形になったのは、その5日後の第6回記事からで、最初に取り上げた本は、大前研一『「知の衰退」からいかに脱出するか』(光文社知恵の森文庫)でした。今から読み返すと拙い書評記事ですが、こちらです。
その後、書評の文体や形式を変更するなど、紆余曲折を経て、毎日連続更新の最後、2447日目となる記事は、橋下徹『交渉力 結果が変わる伝え方・考え方』(PHP新書)を紹介したもので、こちらです。
ブログの毎日更新を続けてきたのは、私のブログの師匠であるブロガー・立花岳志さんの「ブログは、質より量より更新頻度!」という教えを信じて実践してきたからです。
最初は当時、住んでいた広島から福岡で開催されたブログ・セミナーに参加し、その後東京へ戻ってからも個人コンサルやB塾(ブログ&ブランディング塾)に参加させてもらって、ブログ毎日更新のパワーを確信することとなりました。
立花岳志さんとの出会いは、やはりビジネス書で、『ノマドワーカーという生き方』(東洋経済新報社)という本。この本を読んで、福岡で開催されたセミナーに会いに行きました。ブログを始めていたがその効果に疑問を感じていた頃に読んで、衝撃を受けた本です。
ブログを毎日更新しているということは、「自分が毎日発信するメディアを持つ」ということ、しかもブログの凄いところは「ストック型メディア」で、書いてきた記事がすべて公開日付順、テーマ順にストックされていて、それぞれの記事をいつでも簡単に読めて、そのボリュームが一目でわかること。
この威力で、目標としていた独立起業を2015年11月に果たし、ビジネス書の出版も3冊、実現できました。現在、4冊目を執筆中で年明け2021年1~2月に刊行予定です。
また、メディアからの取材もブログ記事を読んだことがキッカケになってオファーを頂戴することが多く、2018年12月にテレビ朝日の『スーパーJチャンネル』、2019年6月にNHKの『あしたも晴れ!人生レシピ』にゲスト出演させていただきました。
また、昨年から毎月レギュラーで静岡放送SBSラジオの人気番組『IPPO』の「情報三枚おろし」コーナーに出演させていただき、毎月最終月曜日の朝7時24分頃から「お薦めのビジネス書」を紹介しています。
これだけのパワーがある「ブログの毎日更新」をなぜ、2020年7月10日を最後に途切れさせてしまったのか?皆さんにもいろいろご心配をおかけしたのですが、理由はオーバーワークです。
実は、ブログに加えて、「動画の時代だ」ということで、YouTube動画の毎日配信に、2020年2月11日から挑戦しました。毎日1冊、ブログにビジネス書の書評を書き、且つ、YouTube動画でも毎日1冊ビジネス書を紹介する、というおそらく日本では誰もやっていないチャレンジをして、約5カ月間、150日連続でブログ更新&YouTube配信を続けてきました。
ちょうど、新型コロナウイルス感染症の拡大で、メインの事業である企業研修がストップし、自宅に籠る時間が長くなったこともあり、無理なチャレンジは150日間も続くことになりました。
YouTube動画の可能性を確信して、YouTubeチャンネルを開設する決断をしたのは、鴨頭嘉人『カンタンに売れるのになぜ YouTube をやらないんですか?』(かも出版)というビジネス書がキッカケです。
また、ブログとYouTubeを連動させて発信するというアイデアは、染谷昌利・木村博史『世界一やさしいブログ×YouTubeの教科書1年生』(ソーテック社)という本からもらいました。
ビジネス書を毎日読んで、ブログ&YouTube動画を毎日更新して紹介する、というチャレンジは150日間で挫折してしまったわけですが、結果的にはこのチャレンジが、現在の仕事のメインになってきた「オンライン研修」や「WEB会議」、「WEBコンサルティング」などの仕事に絶大な効果を発揮することになりました。
企業研修と経営コンサルティングを事業の柱にして、私のファミリーカンパニーである合同会社ノマド&ブランディングは活動を行っています。間もなく10月末で5年目の決算を迎えますが、おかげさまで初年度から黒字、4期目までずっと連続で増収増益の決算となりました。
5年目の今期は、予測しなかった新型コロナウイルス感染症の拡大で、NHKのテレビ出演がキャンセルになり、3月~6月の企業研修もすべて延期またはキャンセルとなりました。その影響は大きく、創業以来続けてきた増収増益は残念ながら途切れる見通しですが、何とか黒字は確保できそうです。
その大きな原動力になったのが、オンライン研修の事業です。パソコンの画面に向かって話し続けるオンライン研修は、受講者を前に講師として話すリアル会場での研修とは雰囲気が全く違います。
経験した人はわかりますが、丸1日パソコンの画面に向かって話すオンライン研修は、聴き手の反応もつかみづらく、孤独です。
これが、カメラ(私の場合は i Phone)に向かって話すYouTube動画の撮影収録に近い雰囲気で、約200本もYouTube動画を収録したため、孤独な状況で話すことに随分、慣れることができました。
オンライン研修も15回を超える実績を積んできたので、話すことや聴き手である受講者の皆さんと双方向でやり取りすることを、リアル研修と変わりなく行うことができるようになっています。
もともと私は話すことは得意で、東京で「はとバス」のガイドや地元・国立市の選挙でウグイス嬢をしていた母親(間もなく88歳の米寿)からの遺伝のためか、オフィスで内緒の電話ができないくらい声もよく通ります。
それに加えて、独立起業してフリーランスになってからご縁をいただいた3人の「話し方の師匠」のおかげで、プロの企業研修講師として活動できるようになりました。
出会いはそれぞれ、ビジネス書、出版企画書の講座、トークショーイベントと異なりますが、共通するのはテレビのアナウンサーやキャスターなど話すプロとして仕事をし、今は独立してフリーで活動されている方ということです。
ひとり目は牛窪万里子さん。『仕事ができる人は「声」が違う!』(すばる舎リンケージ)というご著書を読み、ブログに書評を書かせていただいたのがご縁です。その後、私が応援している神保町にあるブックハウスカフェでプロデュースした第1回目のトークショーイベントにゲストで来てくださいました。大恩人の方です。
二人目は、阿隅和美さん。出版企画書の講座で知り合い、ともに出版を実現した著者仲間です。『心をつかみ思わず聴きたくなる話のつくり方』(日本能率協会マネジメントセンター)はとてもいい本で、今でもときどき手元に置いて読み返しています。
阿隅さんは、私のデビュー作の出版記念パーティーで司会をしてくれたり、ブックハウスカフェで開催した第4回トークショーイベントにもゲストで来てくれました。やはり大恩人の方です。
三人目は、宮坂珠理さん。出会いは、牛窪万里子さんの2回目のトークショーイベントに来てくれた時です。
この後、宮坂珠理さんも出版を目指すということで相談に乗り、『たった1日で売れる人に変わる 売り方の教科書』(総合法令出版)という素晴らしい本を出版されました。
宮坂さんのお母さまの宮坂由見さんも前月に『「私はできる!」が、あなたを変える!』(あさ出版)という本を出版され、親子同時出版という奇跡が起こりました。親子同時出版を記念した出版記念パーティーをブックハウスカフェにてプロデュースさせていただきました。
実はその後、宮坂珠理さんにはYouTubeチャンネル開設に際して、YouTube動画の撮影収録や動画編集の指導をしてもらい、一人でYouTube配信ができるようになった経緯があります。やはり大恩人です。
ブログがキッカケとなったご縁は数知れず、そこから生まれたビジネスもたくさんあって、すべてご紹介がし切れないため、また別の機会に書かせていただきます。
今後のブログ書評についてですが、実はビジネス書は毎日1冊のペースで読み続けていますが、ブログでのアウトプットやYouTube動画による紹介は、オーバーワークにならないようマイペースで続けていくつもりです。
それとは別に、10年を超えて毎日継続していることがあります。2009年12月24日にスタートしたTwitterです。こちらは、3933日連続でつぶやき(ツイート)を続け、ハワイ情報、ビジネス書情報などを発信しています。
Twitterの全つぶやき(2020年9月29日現在、約26,000ツイート)をブログ形式で保存しているTwilog(ツイログ)はこちらです。
https://twilog.org/alohakcc/desc
これからもビジネス書の素晴らしさを伝える情報発信を、ブログ書評、YouTube動画にて続けて参ります。今後ともぜひ、よろしくお願いいたします。
ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』の「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。
では、今日もハッピーな1日を!【2470日目】