書評ブログ

『お辞儀のチカラ 礼と志の「武学」』

「人生の目的は探すのではなく、『自分自身で創る』ものです。その人生の目的を20分ほどで創る方法があったとしたら、どうでしょうか。試してみたいと思いませんか?」と述べている本があります。

 

 

本日紹介するのは、青年会議所、国際青年会議所の活動を通じ、世界を巡りながら、世界No.1コーチと言われるアンソニー・ロビンズ氏や、ビル・ゲイツ氏の師匠のジョン・C・マクスウェル氏などの世界トップと呼ばれる人たちに会いに行き、薫陶を受け、現在は一般社団法人国際徳育協会最高顧問、合同会社武藝団代表社員、国際武術格闘技連盟会長レノンリー(李隆吉)さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

レノンリー(李隆吉)『お辞儀のチカラ 礼と志の「武学」』(みらいパブリッシング)

 

 

この本は、2500年前から伝わる極秘の帝王学「武学」を追究した著者が礼と志の重要性を説き、お辞儀でモチベーションを上げ、活力と成果が得られる実践法を紹介している書です。

 

 

 

本書は以下の5部構成から成っています。

 

 

1.武学はあなた自身になるためのツール

 

2.あなたの人生を創造するのは誰

 

3.夢と志

 

4.志を引き出す

 

5.日本人も知らない礼の力

 

 

 

この本の冒頭で著者は、自らの生い立ち「武学」の師匠との出会いについて紹介しています。

 

 

 

「武学」とは、皇帝や軍師など国の最高統率者に極秘に伝承され進化発展してきた帝王学で、6400年前のシュメール文明から始まり、2500年前には成立していたそうです。

 

 

 

一般には公開されていないものですが、中国、春秋時代の軍師である孫武によってまとめられた「孫氏の兵法」武学の一部です。

 

 

 

「武学」を一言で言うなら、「自他不敗の活学」で、「自分も負けない・相手も負けさせない」、要するに「戦ってはならない」ということです。

 

 

 

また、「武学」では、五大不確定というものがあり、以下の5つです。

 

 

1.相手の能力がわからない

 

2.相手の人数がわからない

 

3.相手の武器がわからない

 

4.相手がいつ出現するかわからない(時間)

 

5.相手がどこで出現するかわからない(場所)

 

 

 

続いて、「本当の強さ」とは何かを著者は師匠の言葉を通して説明しています。それは、困ったときに世界中のみんなが助けてくれること、つまり「ありがとう」をちゃんと伝えられる「徳のある人間」になること。それが「武徳」であり、「尊武の精神」だ、と述べています。

 

 

 

その後著者は、世界のトップに会いに行くようになり、アンソニー・ロビンズジョン・C・マクスウェルルー・タイスなどの世界的コーチやコンサルタントから、共通して次のことを吸収しました。

 

 

◆ 人生の質は、自分に投げかけた質問の質

 

◆ 目的が明確でなければ、不明確なものを得る

 

◆ 行動だけが世界を変える

 

◆ 主導権は100%自分

 

 

 

本書の前半では、サムライ・セルフ・マネジメント(SSM)という、あなたの人生を創造していく仕組みを、以下の3つのパートから成ると説明しています。

 

 

1.志(生き方): 高める

 

2.行動(やり方): 体現する

 

3.礼(あり方): 広げる

 

 

 

そして、目的(志・理念=追求するもの)と目標(達成するもの)との違いを解説しています。

 

 

 

さらに、目的や目標を設定する思考法として「バック・キャスティング」(未来から現在を逆算する)を紹介しています。例として、ジョン・F・ケネディ大統領「10年以内に人類を月に送り込む(月面着陸のアポロ計画)」という目標を挙げています。

 

 

 

この成功事例は、「ムーンショット」という名でビジネスの現場でも活用されています。

 

 

 

次に、「夢」と「志」の違いについて解説しています。これはソフトバンク・グループの孫正義社長もよく引用していますが、「夢」とは個人的な願望であるのに対して、「志」とは世のため人のため(社会のため)に実現したいことを指します。

 

 

 

つまり、ベクトルが内向きか外向きかの違いがあり、当然、外向きである「志」の方が、周囲から応援されやすいのです。

 

 

 

この本の中盤では、「志」の引き出し方「礼」の力「侍の礼法・7つの秘伝」について紹介しています。主なポイントは次の通りです。

 

 

◆ 4つの命(➀天命=創造主、②志命=人類、③我命=喜び、④宿命=意味づけ)を掘り下げて真の「使命」をつかむ

 

◆ 太志7段階(➀陽志、②陰志、③魂志、④意志、⑤宿志、⑥神志、⑦天志)により「志」を引き出す

 

◆「志」を言語化する

 

 

 

◆「礼」とは、すべての存在に等しく、豊かさ(愛、思いやり、感謝、敬意)を行動で示すこと

 

◆ 侍の礼法で「調和する状態」にする

 

◆ 侍の礼法・7つの秘伝(頸椎・胸椎・仙骨・つま先・側手・正眼・正中)を対人チェックする

 

 

 

本書の後半では、志の体現および世界について考察しています。ポイントは以下の通り。

 

 

◆ 志から逆算して、戦略目標(1年後)、戦術目標(3カ月後)、行動目標(今日から1カ月後)を順に設定する

 

◆ 理想ではなく、「問題・障害」にフォーカスする

 

◆ 卓越変換(どうすれば解決するかという質問)と解決策の提示

 

◆ 解決策を行動目標化する

 

◆ 世界と個人と組織をリンク付け、志のストーリーを作る

 

 

 

この本の締めくくりとして著者は、以下のメッセージを記しています。私の座右の銘にそっくりですが、冒頭に「身体が変れば」が追加されていて感銘を受けました。

 

 

身体が変れば心が変わり、心が変れば行動が変わる

 

行動が変れば習慣が変わり、習慣が変れば人格が変わる

 

人格が変われば運命が変わり、運命が変われば人生が変る

 

 

 

あなたも本書を読んで、例と志の「武学」の真髄を学び、あなた自身の心と体の可能性を引き出してみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!【2484日目】