書評ブログ 『9割やめる生き方(プレジデント2026年6/12号)』 jun-ohsugi 2026年6月22日 / 2026年6月22日 「もったいないから続ける」「ここでやめたら負けだ」― そんな思い込みが、人生後半を苦しくしているのかもしれません。 本日紹介するのは、人生100年時代を迎えた私たちに対して、「続ける勇気」ではなく「やめる勇気」の大切さを教えてくれる一冊です。 本日紹介するのは、第2、第4金曜日発売のビジネス誌として名高い、こちらの経済雑誌の特集記事です。 PRESIDENT編集部『9割やめる生き方(プレジデント2026年6/12号)』(プレジデント社) PRESIDENT編集部『9割やめる生き方(プレジデント2026年6/12号)』(プレジデント社) Amazonで見る この本は、仕事、夫婦関係、住まい、お金、終活、人間関係など、人生後半において「何を続けるか」ではなく「何をやめるか」という視点から、自分らしい生き方を再設計するための実践ガイドです。 本書は以下の6部構成から成っています。 1.仕事・夫婦・住まい「続ける/やめる」損切り判断シート 2.【夫婦編】別居、週末婚、事実離婚…イマドキの選択肢 3.【お金編】やめるだけで年50万円浮く! 4.【終活編】お墓、実家、保険、有価証券……74歳までに自分で決める 5.【ペット編】「もう飼えない人」に伝えたい心の癒やし方 6.【人生編】「やめた人」だけが見つけた景色 本書の前半では、人生後半における「損切り」の重要性について解説されています。主なポイントは以下の通りです。 ◆ 仕事は「頑張る価値があるか」で判断する ◆ 熟年離婚は必ずしも不幸ではない ◆ 人口減少時代は「住み続ける街」の見極めが重要 ◆ 世間体や肩書に縛られない生き方が必要 ◆ 人生後半は「持つ」より「手放す」が価値を持つ この本の中盤では、夫婦関係やお金の問題について具体的な選択肢が紹介されます。主なポイントは次の通り。 ◆ 別居や週末婚など多様な夫婦の形がある ◆ 家庭は頑張り過ぎない方がうまくいく ◆ 固定費の見直しだけで家計は大きく改善する ◆ 保険・サブスク・車などの支出を定期的に見直す ◆ 老後不安は「小さく稼ぐ力」で軽減できる 本書の後半では、終活や人生後半の実践例が紹介されます。主なポイントは以下の通りです。 ◆ お墓や相続の準備は元気なうちに行う ◆ 子どもに負担を残さない終活が大切 ◆ ペットとの別れも人生の学びになる ◆ 組織や肩書を手放して新しい挑戦を始める人が増えている ◆ 「やめる決断」が人生を好転させることがある 本書を読んで印象的だったのは、「人生は足し算ではなく引き算でも豊かになる」というメッセージです。 私たちは若い頃から、「もっと頑張る」「もっと持つ」「もっと増やす」ことを教えられてきました。しかし人生後半になると、むしろ不要なものを減らし、本当に大切なことに集中する方が幸福度は高まります。 とくに、仕事、住まい、人間関係、お金など、シニア世代が直面する課題について具体的な事例を交えながら解説している点が非常に参考になります。 定年後の生き方を考えている方、セカンドキャリアを模索している方、人生後半をより自由に楽しく生きたい方におすすめしたい一冊です。 YouTubeチャンネル「大杉潤のYouTubeビジネススクール」でも、定年後キャリア、副業、資産形成、人生後半の生き方について発信しています。ぜひチャンネル登録をしてご覧ください。 https://www.youtube.com/channel/UCIwJA0CZFgYK1BXrJ7fuKMQ では、今日もハッピーな1日を!【4127日目】 高齢社会・世界経済・長期予測