書評ブログ

『老人漂流社会ー他人事ではない “ 老後の現実 ”』を考えよ!

「自らの老後を、自ら選ぶ」ということの難しさと大切さについて、詳しく伝えている本があります。本日紹介するのは、NHKスペシャル取材班が書いた、こちらの書です。

 

 

NHKスペシャル取材班『老人漂流社会ー他人事ではない “ 老後の現実 ”』(主婦と生活社)

 

 

 

この本は、2013年1月に放送されたNHKスペシャル「終の住処はどこに 老人漂流社会」という番組をベースに、「歳をとることは罪なのか」というキャッチフレーズを問題意識として書籍化したものです。

 

 

本書は以下の7部構成から成っています。

 

 

1.歳をとることは罪なのか

 

2.“ 終の住処 ” を選べない時代

 

3.死に場所さえ持てない!

 

4.「漂流死」する高齢者たち

 

5.知られざる「認知症漂流」

 

6.どうすれば老後の安心は得られるのか

 

7.“ 老人漂流 ” を食い止めるために

 

 

今、安住できる “ 終の住処 ” を持てずに、孤立する高齢者たちが病院や施設を転々とせざるを得ない「老人漂流社会」が広がっています。

 

 

「老人漂流社会」とは、自分の居場所さえ選べずに、病院へ入院したり、施設へ短期滞在しながら、生きていくしかない老後、を指す。一人暮らしが当たり前となった今、誰にとっても他人事とは言えなくなっています。

 

 

競争社会にさらされ、余裕を失った私たち現役世代は、いつの間にか、知らずしらずのうちに、「高齢者=何も生み出さない人=役に立たない人」という概念におぼれてしまったのではないでしょうか。

 

 

そうした空気こそが、高齢者に居心地の悪い思いをさせ、「歳をとることは罪なのか」と思わせてしまっています。

 

 

本書は、ごく普通に暮らしてきた高齢者が、ふとしたきっかけで住む場所を自分で選べない状況に置かれ、漂流する状態に陥ってしまう。

 

 

自分で死ぬ場所を選択できるようにするには、元気なうちに何をすべきなのでしょうか。若い世代の人々も含めて、他人事ではない現実を直視し、行動することが求められているのでしょう。

 

 

あなたも本書を読んで、自分の人生設計を考えていきませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!

 

 

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