「“住宅ローンを完済すれば安心”― その常識は、すでに崩れ始めている」そんな現実を突きつけ、「住まい」を人生戦略として捉え直す一冊です。
本日紹介するのは、銀行員・経営コンサルタントを経て資産運用会社の役員として活躍し、自身の不動産売却の経験も踏まえて住まいと資産の関係を探究してきた藤野屋新之助さんが書いたこちらの書籍です。
藤野屋新之助『住宅ローンの常識を疑え!出口逆算で考える新住まい戦略』(Kindle出版)
この本は、「住宅ローン」「建物の寿命」「老後資金」という3つの問題を統合的に捉え、「出口」から逆算した新しい住まい戦略を提示する実践書です。
本書は以下の5部構成から成っています。
1.「住宅ローン完済=安心」は、もはや幻想である
2.なぜ住宅ローンは時代とズレ始めたのか
3.リバース・モーゲージという選択肢
4.出口から逆算する住まい戦略
5.3つのシナリオ別実行プラン
本書の前半では、従来の住宅取得モデルの限界が明確に示されます。主なポイントは以下の通りです。
◆ 住宅ローン完済後も建物の老朽化という問題が残る
◆ 修繕や建替えには多額のコストと合意形成が必要
◆ 相続時には不動産が負担になるケースも多い
◆ 「出口」を考えない住宅購入はリスクが高い
◆ 人生100年時代では「一生に一度の購入」は成立しない
この本の中盤では、住宅ローンと社会構造の変化のズレが解説されます。主なポイントは次の通り。
◆ 住宅ローンは高度経済成長期の前提で設計されている
◆ 「個人の寿命」と「住宅の寿命」のミスマッチが拡大
◆ 人口減少により「街の価値」自体が変動する
◆ リバース・モーゲージという新たな選択肢
◆ 借入・返済の仕組みを戦略的に活用する必要性
本書の後半では、「出口から逆算する住まい戦略」が具体的に提示されます。主なポイントは以下の通りです。
◆ リバース・モーゲージを前提にした長期戦略
◆ 自宅を活用した資産形成(プロパティ・ラダー的発想)
◆ 地方都市移住による資産効率の最適化
◆ ライフステージごとに住まいを組み替える発想
◆ 自分の状況に応じたシナリオ別の実行プラン
「家を買う」という行為は、単なる消費ではなく「人生設計そのもの」である。
本書は、これまでの “住宅神話” を疑い、「住まい×資産×人生」を一体で考える視点を与えてくれる一冊です。
これから住宅購入を検討している30代・40代の方、すでにローンを抱えている方にとっては、一度立ち止まって戦略を見直すきっかけになるでしょう。
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では、今日もハッピーな1日を!【4088日目】