野津浩嗣氏は、セミナーを21年間で計2,600回も開催したセミナー講師のプロ中のプロだ。野津市によれば、セミナーのポイントは次の3つに分類できる。
1.内容
2.話し方
3.熱量
この3つにの掛け合わせで、セミナーの良し悪しが決まる。第1の内容は当然ながら、セミナーの構造の基本だが、さらに以下の8つの要素から評価できる。
1.市場性
2.独自性
3.プログラム(コンテンツ)
4.納得感・気づき
5.実践(具体性)
6.実績・信頼性
7.体験できる
8.資料・ツール
また、2番目の話し方については、上手い、面白い、分かり易いに加えて、講師自身のブランドや高感度が関係してくる。
さらに3番目として、熱量をあげているが、これは 「伝えたい」 という講師の強い想いで、とても大切な要素だ。
本書では、多くのセミナーがある中で、とくにクライアント獲得のための集客型セミナーとして、7つのポイントを紹介している。
1.ニーズ
2.ニッチ
3.ターゲット明確化
4.空きポジション
5.ストーリー性
6.プログラムの作り方
7.しかけ(戦術)
以上の7つだ。セミナーで食べて行こうとする起業家にとって、本書は多くの示唆を与えてくれる。ぜひ一読を薦めたい。