書評ブログ

『糖質制限の真実 日本人を救う革命的食事法ロカボのすべて』

生活習慣病が激増していて、その8割を占める糖尿病、脂質異常症は、さらにガン、心臓病、脳卒中の三大死因に繋がっていく、と指摘している本があります。

 

 

本日紹介するのは、北里研究所病院・糖尿病センター長で日々、1300人の患者と向き合っている山田悟さんが書いた、こちらも書籍です。

 

 

山田悟『糖質制限の真実 日本人を救う革命的食事法ロカボのすべて』(幻冬舎新書)

 

 

この本は、糖尿病とガンの密接な関係を考えると、40歳以上の日本人の3人に1人が血糖異常者という危機的な現状を鑑み、欧米人に比べて糖質に弱い日本人はいかに食後高血糖を防ぐかを説いている書です。

 

 

それには、血糖値を上げる唯一の原因糖質(炭水化物、果物、芋、豆等)をコントロールするしかない、と著者は言います。

 

 

 

そのための新しい食事法「ロカボ」であり、以下のように定義されます。

 

 

◆ ローカーボハイドレート(緩やかな糖質制限)

 

◆ 1日糖質摂取量をトータル70~130グラムにする(日本人平均は1日2700グラム)

 

◆ ケトン体が出てくるような極端な低血糖状態になることを避ける

 

◆ 美味しく楽しく食べて健康になれる食事法

 

 

 

また、カロリー制限から糖質制限への流れや、炭水化物抜きといった極端な食事法から緩やかな糖質制限であるロカボへの転換を、本書では分かりやすく示しています。

 

 

 

さらに、後半ではQ&A方式にて、ロカボ生活についての留意点や様々な常識に対する疑問について、正しい知識が得られるよう、丁寧な回答が紹介され、参考になります。

 

 

 

私も共感できる主なものを以下に挙げておきます。

 

 

◆ ロカボはロコモ対策として非常に有効

 

◆ ロカボを実践すると、筋肉は落ちにくくなり、体脂肪だけ落ちて体重が減っていく

 

◆ お腹がすいたらお肉を食べて満腹を恐れない

 

◆ ロカボの食事は、1食の糖質量20~40グラム以下、加えて1日糖質量10グラム以下の嗜好品を

 

 

 

この本の最後には「巻末資料」として、糖質が少ない食品、多い食品の一覧表が掲載されていて、参考になります。

 

 

あなたも本書を読んで、糖質制限の真実について、学んでみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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