「なぜ病気は、薬で治らないのか。」
そして、なぜ現代社会では新しい病気が増え続けるのでしょうか。
医療の進歩によって健康寿命は延びたと言われる一方で、がんや糖尿病などの慢性疾患は増え続けています。
本日紹介するのは、1967年神奈川県横浜市生まれ、岡山大学歯学部卒業、精神科病院理事長や一般病院理事長を歴任し、臨床現場と統合医療の実践から現代医療の問題を提起してきた医療問題アナリスト、歯学博士であり、日本歯周病学会歯周病専門医・指導医の吉野敏明さんが書いた、こちらの書籍です。
吉野敏明『医療奴隷 日本人が知らない医療の真実』(扶桑社新書)
この本は、医療の歴史や社会構造を振り返りながら、現代医療が抱える問題点を分析しています。
本書は以下の9部構成から成っています。
1.現代医療が見落としてきた生命の根源
2.医療の源流と倫理
3.文明が変えた病と医療
4.近代化する医療とその代償
5.平等の名のもとに構築された医療支配
6.日本医療の分断
7.治す医療から管理する医療へ
8.医療が覇権となるとき
9.医療を超える支配
本書の前半では、医療の本来の役割と歴史的背景が解説されます。医療は単に薬や治療技術だけではなく、社会や生活環境とも密接に関係していると指摘します。主なポイントは以下の通りです。
◆ 医療の本来の目的とは何か
◆ 医療倫理の源流
◆ 文明とともに変化した病気の構造
◆ 医療の近代化がもたらした影響
◆ 医療制度の歴史的形成
この本の中盤では、近代医療の構造的問題について議論が展開されます。医療は本来「治すため」のものだったはずですが、現在は「管理するため」のシステムへと変化している面があると著者は述べています。主なポイントは次の通り。
◆ 医療制度の拡大と支配構造
◆ 日本医療の分断
◆ 医療費問題の背景
◆ 病気の増加と社会構造
◆ 医療の管理システム化
本書の後半では、医療と社会の関係をより大きな視点で考察します。現代社会において、健康や病気の問題は医療だけではなく、食生活、生活環境、社会制度などさまざまな要素と結びついています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 医療と政治の関係
◆ 医療産業の拡大
◆ 食料や生活環境と健康
◆ 医療覇権の問題
◆ 医療を超えた社会支配
本書は、そうした構造を歴史的視点から見直し、「医療とは何か」を改めて問い直す内容となっています。健康や医療について考え直したい方にとって、示唆に富む一冊です。
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では、今日もハッピーな1日を!【4034日目】