『オールドメディアのラスボス NHK解体新書』
「公共放送は、誰のためにあるのか?」と問題提起をしている本があります。
本日紹介するのは、1952年東京都生まれ、慶應義塾大学文学部哲学科中退、在学中に『三田文学』編集担当、レコーディングディレクター、コピーライターを経て、主にスポーツをテーマに作家、ジャーナリスト活動を開始、2002年の日韓W杯を機に、歴史認識問題や拉致問題、メディア論に関する取材・評論を展開している批評家・作家・ジャーナリストの西村幸祐さんが書いた、こちらの書籍です。
西村幸祐『オールドメディアのラスボス NHK解体新書』(ワニブックスPLUS新書)
この本は、日本最大のマスメディアであり、受信料制度によって支えられる公共放送のNHK。その存在意義と報道姿勢に真正面から切り込む一冊です。
本書は、以下の6部構成から成っています。
1.高市早苗政権発足をどう伝えたのか?
2.GHQが作った、戦後レジームそれ自体としてのNHK
3.中国共産党とNHKのただならない関係
4.知っておくべきNHKの秘密と正体
5.NHKは再生できるか?
6.「朝ドラ」プロパガンダなど、尽きない偏向
本書の前半では、特定の報道事例をもとに、編集手法や映像演出が視聴者心理に与える影響を論じます。とくに「どう伝えたか」に焦点を当てる点が、本書の特徴です。内容だけでなく、構図・演出・言葉の選び方まで検証する姿勢は、メディア論として考えさせられます。主なポイントは以下の通りです。
◆ 映像技法「ダッチ・アングル」が視聴者に与える無意識の「不安」
◆ GHQが作った、戦後レジームそれ自体のNHK
◆ SNS時代に可視化される違和感
この本の中盤では、歴史的背景や制度面に踏み込みます。公共放送の成り立ちや制度設計を俯瞰しながら、「そもそも日本の公共放送はどうあるべきか」を問い直します。主なポイントは次の通り。
◆ 公共放送の中立性が問われる中国共産党とNHKのただならぬ関係
◆ メディアリテラシーの重要性
◆ 受信料制度の法的論点と放送法の欠陥
◆ NHK職員の報酬は高すぎるのか?
◆ 公共放送モデルの再検討
本書の後半では、再生可能性について論じます。読んで感じるのは、賛否を超えて「公共放送の存在意義」を考える契機になる一冊だということ。主なポイントは以下の通りです。
◆ 半日NHKの凝縮「NHK全国退職者有志の籾井会長罷免・辞任要望書」
◆ 分割民液化など組織改革の必要性
◆ オールドメディアの終焉と戦後体系からの脱却
◆ 恐ろしい洗脳・偏向・捏造の実体
◆ メディアの解体と未来像
現代は、テレビ・新聞・SNS・動画配信と、情報源が分散する時代。だからこそ、“何をどう受け取るか” という主体的な姿勢が問われます。
私自身、社会・政治・経済を読み解く書籍を紹介してきましたが、メディアの在り方は民主主義の基盤に関わる重要テーマです。ニュースを消費するだけでなく、構造を考える。そんな視点を持ちたい方におすすめの一冊です。
社会の動きを読み解く書籍は、YouTubeチャンネル「大杉潤のYouTubeビジネススクール」でも紹介しています。ぜひチャンネル登録もお願いします。
では、今日もハッピーな1日を!【4014日目】








