書評ブログ

『12000冊のビジネス書を読んで試した経営コンサルが名著100冊から「すごい時間のつかい方」を抜き出して1冊にまとめました』

「1日24時間はすべての人に平等なはずなのに、あの人はなぜ多くのことをこなしつつ余裕まであるのか。」「それは、できる人に共通する『時間の絶対ルール』があるから。」と述べている本があります。

 

本日紹介するのは、1958年東京生まれ、早稲田大学政治経済学部を卒業後、日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)にて22年間勤務し、東京都が出資する新銀行東京の創業メンバーに転職、その後人材関連会社やグローバル製造業で人事・経営企画の責任者を歴任して、2015年に独立起業、現在はフリーの研修講師、コンサルタント、ビジネス書作家として活動する、合同会社ノマド&ブランディング・チーフコンサルタントの私 大杉潤が書いた、こちらの新刊書籍です。

 

大杉潤『12000冊のビジネス書を読んで試した経営コンサルが名著100冊から「すごい時間のつかい方」を抜き出して1冊にまとめました』(WAVE出版)

この本は、12000冊のビジネス書を読破してきた著者が、「すごい時間のつかい方」を書いた名著100冊を選び、自ら実践して成果のあったポイントを抜き出し、1冊に凝縮してまとめた「究極のタイパ本」です。

 

 

本書は以下の6部構成から成っています。

 

1.仕事のキホン

2.ワークライフバランス

3.マインドセット

4.キャリア形成

5.幸せの実現

6.ライフシフト

 

この本の冒頭で著者は、「人生は『時間をどう使うか』、すなわち『時間配分』の積み重ねです。1日24時間は誰にでも平等だし、1年365日というのも万人に共通です。」と述べています。

 

 

本書の前半では、仕事のキホンおよびワークライフバランスついて、以下のポイントを説明しています。

 

◆ 仕事のスピードを上げるには、ダンドリが生命線

◆ 生産性を上げる仕事の順番と締め切りの主導権

◆ 効率化に必須のタスクの整理と管理

◆ 生産性の向上とは、時間最短化と成果最大化

◆ 働き方を変える切り札「ダッドライン」

 

◆ 1日の時間のつかい方を設計する

◆ 捨てること、絞り込むこと

◆ 働き方をデザインし、技術革新を味方につける

◆ アウトプットを前提にしたインプット

◆ 場所、デバイス、時間の制限をなくす

 

 

この本の中盤では、マインドセットおよびキャリア形成について解説しています。主なポイントは次の通りです。

 

◆「やればできる」というマインドセット

◆「すぐやる」行動力には仕組みがある

◆ マインドセットを「思考法」から整える

◆ 習慣は人生を変える力がある

◆ 毎日1%の改善(最小習慣)が、複利で大きな改善につながる

 

◆ 自分の「強み」「専門性」を磨いて勝負する

◆ 専門性を組み合わせてオンリーワンになる

◆ 新しい働き方でキャリアを形成する

◆ チームの成果を上げてキャリアをつくる

◆ キャリアを切り拓くアウトプット

 

 

本書の後半では、幸せの実現およびライフシフトについて考察しています。主なポイントは以下の通り。

 

◆「夢をかなえる法則」がある

◆ 時間の長さは「心」で決まる

◆ 幸せな働き方はパフォーマンスを上げる

◆ 付加価値を提供する仕事で人生のタイムパフォーマンスを上げる

◆ 目標達成は計画が8割で、時間分割をする

 

◆ 人生は限りある時間をどう使うか

◆ 人生はシンプルに設計する

◆ 人生の後半が勝負

◆ 自分のミッションに集中する

◆「1日2時間から5時間」の可処分時間で、「幸せな時間のつかい方」を天引きする

 

この本の巻末には、「すごい時間のつかい方」のビジネス書100冊が掲載した順で一覧になっています。

 

この本とよく似たコンセプトで、入社3年目までの若手会社員向けに出版した大杉潤のデビュー作もぜひ、参照ください。

 

その他、大杉潤の著作は出版年月順にこちらです。

 

 

あなたも本書を読んで、名著100冊が提示している「すごい時間のつかい方」を効率よく学び、実践してみませんか。

 

 

ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。

https://www.youtube.com/@user-kd3em9nm4q/featured

 

では、今日もハッピーな1日を!【3349目】