「インフレの時代は、“何を持つか” で人生の格差が決まる」― そんな厳しい現実を突きつける一冊です。
本日紹介するのは、「不動産アニキ」として知られ、ゼロから総資産37億円を築いた実践投資家である小林大祐さんが書いたこちらの書籍です。
小林大祐『2035年 増える富・消える富の見分け方 インフレ地獄を生き抜く資産戦略』(KADOKAWA)
この本は、加速するインフレと世界情勢の変化を前提に、「増える資産」と「消える資産」を見極めるための実践的な戦略を提示する一冊です。
本書は以下の5部構成から成っています。
1.グレートリセットで淘汰される99%の末路
2.不動産神話の終焉ーあなたの家が負債に変わる日
3.最後の仕込みどきーインフレ地獄を「資産倍増」のチャンスに変える
4.インフレ地獄を逆手に、ゼロから資産3億円を作るロードマップ
5.99%が知らない「非常識な9の黄金ルール」ー富裕層だけが無意識に実践している思考習慣
本書の前半では、インフレ時代における資産格差の現実が描かれます。主なポイントは以下の通りです。
◆ インフレは現金の価値を確実に毀損する
◆ 世界情勢(地政学・資源争奪)が資産価格を左右する
◆ 多くの人は恐怖で資産を手放してしまう
◆ 富裕層は危機の中で次の一手を打っている
◆ 「何も考えないこと」が最大のリスクになる
この本の中盤では、不動産をはじめとした資産の選別方法が具体的に解説されます。主なポイントは次の通り。
◆ 不動産はすべてが資産ではなく「負債化」する可能性がある
◆ 立地や人口動態で「上がる土地」と「下がる土地」は明確に分かれる
◆ ゴールドやドルなどインフレ耐性資産の重要性
◆ 暗号資産など新しい資産クラスへの理解も必要
◆ 分散ではなく「戦略的集中」が成果を分ける
本書の後半では、資産形成の実践ロードマップと成功者の思考が提示されます。主なポイントは以下の通りです。
◆ インフレは危機ではなく「資産拡大のチャンス」
◆ ゼロからでも資産形成は可能
◆ 富裕層は「非常識」と思われる判断をしている
◆ 行動のスピードと決断力が成果を分ける
◆ 思考習慣そのものが資産形成の本質である
この本の巻末には、グレートリセットで「上がる土地・下がる土地」リストおよびグレートリセットで「上がる資産・下がる資産」リストが掲載されていて参考になります。
「資産は守るものではなく、“環境に応じて動かすもの” である。」
本書は、これからのインフレ時代において、「守り」だけでは資産を維持できない現実を示し、「攻め」の視点を持つ重要性を教えてくれる一冊です。
とくに、すでに投資を始めている中級者にとっては、「次の一手」を考える上で有益な示唆に満ちています。
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では、今日もハッピーな1日を!【4105日目】