書評ブログ

『50歳からの起業術』とは?

シニア起業と独立を成功に導く実践的なノウハウをまとめた書籍があります。

 

 

本日紹介したいのは、起業コンサルタントで、税理士・社会保険労務士、行政書士、ファイナンシャルプランナーの資格を持つ中野裕哲さんが書いた、こちらの本です。

 

 

中野裕哲『50歳からの起業術』(大和書房)

 

 

この本は、以下のような疑問に答える「新しい人生への舵取り」をサポートするシナリオが満載の書です。

 

 

◆ 資金はいくら必要なのか?

 

◆ 高齢でも融資は受けられるのか?

 

◆ 50代の起業でありがちなトラブルとは?

 

◆ 個人事業と会社設立、どちらがいいのか?

 

 

著者の中野さんはこれまで、起業コンサルタントとして年間200~300件の無料相談に応じ、たくさんの起業家と出会ってきた経験を持っています。

 

 

そうした中で近年、シニア世代の起業に関する相談者が増えてきた、ということです。

 

 

50代以上の起業は一見、リスクが高いように思われがちですが、資金という点では若い起業家よりも恵まれている場合が多いし、これまでの人脈やスキル、知識という観点から見ても、決して無謀な選択ではない、と著者は言います。

 

 

 

本書は以下の8部構成から成っています。

 

 

1.シニア起業にはこれだけのメリットがある

 

2.押さえておきたいシニア起業の落とし穴

 

3.シニア起業で成功するテーマの選び方

 

4.起業にはどのくらいの資金が必要なのか?

 

 

5.起業直前、「これだけは」行うべき最終チェック

 

6.シニアの強みを活かす営業戦略

 

7.事業を持続させるための資金繰りと税金の話

 

8.最悪のシナリオに陥らないための防衛術

 

 

本書は、50代で起業したいと思ったときに知りたいことが、上記のテーマ別にすべて網羅されています。

 

 

私自身、57歳で経営コンサルタントとして、「定年前起業」をした経験を持つだけに、本書で掲げているテーマが、起業を目指すシニア世代のニーズをいかに捉えているかがよく分かります。

 

 

とくに上記構成の3番目にある「起業のテーマ選び」は重要です。とくに以下の「3つのチェックポイント」は必須の知識です。

 

 

1.それは自分の人生において実現したいことであるか

 

2.それは自分が得意なことか

 

3.それは本当に社会から求められていることか

 

 

この3つが重なったところにこそ、「失敗しない起業」がある、と著者の中野さんは言います。

 

 

そして選んだテーマで事業を継続していけるかどうかを、以下の観点から随時見直していくことが必要です。

 

 

◆ 他社と差別化できる独自性がある

 

◆ 安定して収入が入るストック型ビジネスが組み込まれている

 

◆ 粗利率が高い、または大規模な薄利多売が可能である

 

◆ 人件費をさほどかけていない

 

◆ 参入のタイミングが早過ぎも遅過ぎもしない

 

◆ 流行や景気に過度に振り回されるビジネスではない

 

 

さらに本書の後半では、事業に関わる資金や、営業戦略すなわちマーケティング、ブランディングなど、起業の肝になるポイントについても、具体的・実践的なアドバイスが記されています。

 

 

私も60代以降の「定年後の人生」を展望した時に、生涯現役を目指せる「定年前起業」というライフスタイルを、ぜひ皆さんにも推奨したい、と自らの経験から考えています。

 

 

あなたも本書を読んで、人生の選択肢として、「50代からの起業」を本気で考えてみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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