「起業してからコミュニティ作りを始めるから、資金・メンタル・人材・体力面などで非常に苦しくなる。だったらコミュニティを作ってから、起業したらよいのでは?私はそう思うのです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、兵庫県出身、10代で起業し、実業家、投資家、映画プロデューサーなど、様々な分野で活躍し、現在は投資家としてテレビ東京、オリコン株式会社など数社の大株主となり、ソーシャルビジネスコミュニティ「ワクセル」を発足した嶋村吉洋さんが書いた、こちらの書籍です。
嶋村吉洋『となりの億万長者が17時になったらやっていること 大富豪が教える「一生困らない」お金のしくみ』(PHP研究所)
この本は、「コミュニティを作ってから起業する」という順番を大切にする方法を簡単に書いて実践できるようにした本です。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.「人とのつながり」がビジネスを決める時代になった!―16歳で仕事を始めた少年が、幸せな億万長者になった理由
2.幸せな億万長者は定時になったら何をしているのか?―「会社依存」を抜け出すための意識改革
3.社外の「仲間」が仕事とお金をもたらしてくれる―人脈ゼロ、スキルゼロから「コミュニティ」を作り出す方法
4.どこに出向き、どんなふうに自分をアピールするか?―チームの輪を広げる「すごい仕組み」
5.仲間を信頼すれば、ビジネスは拡大する!―次々にアイデアを形にする「すごい実行力」
6.「投資家の発想」を持つ人だけが稼げる時代へ―生損しないために知っておきたい「お金の話」
7.結局、コミュニティを持っている人が最後に勝つ―人から好かれるリーダーがやっていること
この本の冒頭で著者は、「あなたがこの本に書かれている簡単なことを実践し、正しい選択を行えば、必ず幸せな億万長者になれる」と述べています。
本書の前半では、「人とのつながりがビジネスを決める時代になった!」および「幸せな億万長者は定時になったら何をしているのか?」について説明しています。主なポイントは以下の通り。
◆ 億万長者の人生の特徴10:①好きなこと・得意なこと・喜ばれることを仕事にしている
◆ ②誠実なこと、健康なこと
◆ ③運が良いこと
◆ ④危機を乗り越える力があること
◆ ⑤人に応援されること
◆ ⑥メンターがいること
◆ ⑦パートナーと良い関係を持っていること
◆ ⑧子供の教育を独特に考えていること
◆ ⑨長期的な視野を持つこと
◆ ⑩決断を上手にすること
◆ 期限を切って、会社を辞めた方がいい
◆ 会社員はお金を借りやすい
◆「17時以降の時間」は、次のステップのために使う
◆ 億万長者と平均的な人との違いは「選択肢を多く持っていること」
この本の中盤では、「社外の仲間が仕事とお金をもたらしてくれる」および「どこに出向き、どんなふうに自分をアピールするか?」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ まず「集まる場」を作る
◆ コミュニティの価値をコツコツ伝える
◆ 大切なのは、知名度より企画力
◆ 時間、お金、能力を惜しみなく人のために使う
◆「人を褒め合う組織」を作る
◆ ビジネスは流行ではなく、普遍・不変であるものを
◆ 徹底的に掃除をする
◆ 値段の価値に見合わないものにお金は出さない
本書の後半では、「仲間を信頼すれば、ビジネスは拡大する!」「投資家の発想を持つ人だけが稼げる時代へ」および「結局、コミュニティを持っている人が最後に勝つ」ついて、以下のポイントを説明しています。
◆ 夢ではなく「実現力」を人前で示す
◆ 億万長者は「目立たないこと」を意識している
◆ 健康に対する投資をする
◆「どうすれば無駄をなくせるか」という観点で住む場所を変える
◆ 億万長者は不動産が大好き
◆「人の鏡」を大切にする
◆ 億万長者は「難問にチャレンジする人」が好き
◆ 変わることがない価値を提供するのが「コミュニティ」
あなたも本書を読んで、コミュニティ作りから始めて、起業に挑戦してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3388日目】