「無礼な職場では、半分の人がわざと手を抜く」「礼節は自分も人も幸せにする。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、ノースカロライナ大学チャペルヒル校ケナン=フラグラー・ビジネス・スクールにて博士号取得、ジョージタウン大学マクドノー・スクール・オブ・ビジネス准教授のクリスティーン・ポラスさんが書いた、こちらの書籍です。
クリスティーン・ポラス『Think CIVILITY「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』(東洋経済新報社)
この本は、あなた、そしてあなたが働く職場の礼節を高める方法を解説した、実用的なガイドブックです。
本書は以下の4部構成から成っています。
1.なぜ礼節ある人は得をするのか
2.あなたの礼節を高めるメソッド
3.礼節ある会社の成る4つのステップ
4.無礼な人に狙われた場合の対処法
この本の冒頭で著者は、「私はどういう人間になりたいのか」と自分に問いかけながらこの本を読んでほしい、と述べています。
本書の前半では、「なぜ礼節ある人は得をするのか」について、以下のポイントを説明しています。
◆ 無礼かどうかは、相手がどう感じたかで決まる
◆ 無礼な人は会社に大きな損害をもたらす
◆ 無礼さのストレスは巨大
◆ 礼節のメリットは大きく、人生を変える
◆ 礼儀正しい態度は好循環を生む
この本の中盤では、「あなたの礼節を高めるメソッド」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 自分の言動を他人からのフィードバックで知る
◆ 運動、睡眠、栄養をしっかり取ることも大切
◆ 礼節ある人が守る3つの原則:①笑顔を絶やさない、②相手を尊重する、③人の話に耳を傾ける
◆ 無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)に対する意識を高める
◆ メールは誤解されやすい
◆ 与える人になる
◆ 成果を共有する
◆ 褒め上手な人になる
◆ フィードバック上手になる
◆ 意義を共有する
本書の後半では、「礼節ある会社の成る4つのステップ」および「無礼な人に狙われた場合の対処法」について紹介・説明しています。主なポイントは以下の通り。
◆ 礼節ある人を見極める採用システム
◆ 礼節を高めるコーチング
◆ 誤った評価システムを改善
◆ 無礼な社員とどう向き合うか
◆ 無礼な人から身を守る
◆ 成功の自覚が最大の防御策
◆ 未来に目を向ける
◆ 会社を辞める前に考える
この本の締めくくりとして著者は、「あなたははどういう人間になりたいのか」と問いかけ、「感謝の気持ち江尾伝える」「礼節は人生に良い影響をもたらす」と述べています。
あなたも本書を読んで、「礼儀正しさ」こそ最強の武器であることを学び、実践してみませんか。
ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』の「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。
https://www.youtube.com/@user-kd3em9nm4q/featured
では、今日もハッピーな1日を!【3176日目】