「新卒一括採用においては、学歴が超重要視されますが、ひとたび「転職市場」に出た途端、仕事の「実績」を見られるようになります。学歴や修士号の有無、大学や大学院で専門的に学んだ内容は選考過程で参考にされるくらいです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、東京大学大学院国際協力学専攻修了後、大手家電量販店入社、カンボジア店の出店に伴う法人設立や出店準備とベトナム現地の販売会社の資本提携に伴う株式取得・売買の為の業務等家電量販店の海外進出に関わる業務に携わり、2014年からPMOとして大手欧州系自動車メーカーのパーツ生産プロジェクト、人気スマートフォンのSCMプロジェクト等外資系企業のグローバル事業に従事した経験を経て、最近はアイスランドとの海外プロジェクトに従事している吉田彩さん、および議論メシ編集部が書いた、こちらの書籍です。
吉田彩・議論メシ編集部『転職力大全』(Independently Published)
この本は、かつて新卒採用で第一志望の会社に入れなかった人、なんとなくモヤモヤを抱えながら今の会社で働いている人のために書かれた、人生を変えるための「マニュアル」です。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.会社選びはどうするべきか
2.書類選考・面接・バックグラウンドチェック
3.外資系企業に入るのは・入社後どうなるか
4.Linkedin による転職活動・海外就職
5.仕事と実績編
6.面接の際の身だしなみ
7.「メンタルブロック」と「やってから諦める」
この本の冒頭で著者は、「転職ぐらいしか自分を救えない」と述べています。
本書の前半では、「会社選びはどうするべきか」および「書類選考・面接・バックグラウンドチェック」について、以下のポイントを説明しています。
◆ 転職活動で絶対外さないことを決める(年収 or ワークライフバランス)
◆ 絶対やりたくないこと、次の会社に求めることを書き出す
◆「売上がいい」=「大量採用のタイミング」を狙う
◆ スタートアップの「資金調達後」と「売上好調」を狙う
◆ 職務経歴書を致知んと書くことが面接に繋がる
◆ 職務経歴書は、STARS(Situation、Task、Action、Result、Self-Apraisal)
◆ CV(英語の職務経歴書)には、6ステップがある
◆ CV(英語の職務経歴書)は、ネイティブチェックを
◆面接は4つの質問(➀自己紹介、②自分の強み・弱みと会社への貢献、③5年後のキャリアプラン、④逆質問)に答えられればOK
◆ 面接は「実績」より「プロセス」を語れ
◆ 面接前に相手のことを徹底的に調べる
◆ 面接は「対話」できれば通る、英語面接は「暗記」でゲー
この本の中盤では、「外資系企業に入るのは・入社後どうなるか」および「Linkedin による転職活動・海外就職」について著者の経験・見解を解説しています。主なポイントは次の通り。
◆ 外資系企業に向いている人は、➀語学スキル、②仕事スピード、③仕事に自信、④収入アップ、⑤自己主張の5つが得意な人
◆ 外資系企業と日本企業の違いは7つ(➀職種変更、②働き方、③昇格基準、④給与体系、⑤福利厚生、⑥退職事情、⑦要求されるスピードと正確さ
◆ 外資系企業もメリットは、➀キャリアパス、②休暇が多い、③リモートワーク率高い
◆ 外資系企業のデメリットは、➀マルチスキル身に付かない、②日本の社風と異なる、③ツールや刑事が英語
◆ バックグラウンドチェック(学歴・職歴・犯罪歴などの調査)は怖い
◆ 入りたい難関企業社員の「前職」を狙う
◆ 外資系企業はTOEIC900点以上がゴロゴロで英語は当たり前
◆ Linkedin の6つの特徴は、➀世界200ヵ国、7億5000万人ユーザー、②日本ユーザー280万人以上、③ビジネスに特化、④自己紹介ツール、⑤法人向け機能、⑥学習ツール
◆ Linkedin 最大のメリットは直接応募が可能なこと
本書の後半では、「仕事と実績編」「面接の際の身だしなみ」および「メンタルブロック」とやってから諦める」について考察しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 英語の努力やスキルをPR
◆ ほかの人がやらない仕事をやる
◆ 他の社員の生産性を上げるための行動
◆ 成長企業にいると爆速で実績が積める
◆ 面接でも、人は「見た目が9割」
◆ 身だしなみの4ポイント(➀髪、②肌、③服のサイズ、④眉毛)
◆ オンラインは「LEDリングライト」、オフラインでは「細部」に注意
◆ 続く人と続かない人の差は習慣化、ゆるく始める
◆ 書類選考や面接で落ちても死なない
◆ 書類を出しまくるしかない
◆ 受けなければ受からない
◆ 頑張ってもどうにもならないことが多いが、やってから諦めよう
この本の締めくくりとして著者は、幸せとは、「自分のままでいられること」であり、「転職とは自分の幸せのためにある」と述べています。
つまり、転職は「自分が自分で在るため」の選択肢の一つなのです。自分の意思で「自分が在りたい環境に変えられる」と著者の吉田彩さんは強調しています。
あなたも本書を読んで、「転職力」を身につけ、「自分のままでいられる」という幸せを目指してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【2802日目】