「私たちの日常生活は、『習慣』によって成り立っています。」「本書を読めば、よくわからない自分の習慣がよくわかるようになります。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、慶應義塾大学社会学研究科博士課程を修了して、社会心理学の知見をベースに、ビジネスを中心とした実践的分野への応用に力を注ぐ心理学系アクティビストで、心理学者、立正大学客員教授、有限会社アンギルド代表取締役社長の内藤誼人さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
内藤誼人『科学的に「続ける」方法「習慣化」できる人だけがうまくいく。』(総合法令出版)
この本は、習慣のメカニズムについて解説し、悪い習慣を改めるためのテクニックを紹介している書です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.新しい習慣を身につける
2.すぐに使える習慣術
3.思考が変われば習慣が変わる
4.習慣を身につける裏技
5.悪い習慣をやめる
6.知っておきたい習慣の知識
この本の冒頭で著者は、「自分がどんな習慣を持っているのかをしっかりと理解できるようになれば、悪い習慣は、良い習慣に改めることができます。」と述べています。
本書の前半では、「新しい習慣を身につける」および「すぐに使える習慣術」について、以下のポイントを説明しています。
◆ 習慣を身につけるのに「意思力」は関係ない
◆「少し我慢する」とセルフコントロール能力がつく
◆ 習慣を身につけたいときは午前中にやる
◆ お金のインセンティブを用意しておく
◆ ルーティン(=やる気スイッチ)でパフォーマンスを高める
◆ 習慣で未来予測ができる
◆ 楽しいと言いながら行動する
◆ 読書の習慣を簡単に身につける
この本の中盤では、「思考が変われば習慣が変わる」および「習慣を身につける裏技」ついて解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 運動する習慣でネガティブ思考がなくなる
◆「愉しくてしかたがない」を口癖にする
◆ 朝型人間になる
◆ 年を取ることをポジティブに考える
◆ 自分の行動を記録につけてみる
◆ コミットメント戦略を使う
◆ 睡眠学習を試してみる
◆ 深呼吸で怒りを抑制する
◆ 思考も習慣の影響を受ける
本書の後半では、「悪い習慣をやめる」および「知っておきたい習慣の知識」について考察しています。主なポイントは以下の通り。
◆ 自分にいろいろと質問してみる
◆ チャレンジするのには「春」がいい
◆ とにかく最初は毎日やるようにする
◆ 好かれる習慣を続けていると好かれる
◆ 日常生活でやっていることの半分は習慣
◆ 新しい習慣を身につける成功率は25%
◆ 良い習慣が悪い習慣に代わることもある
◆ 習慣形成が妨害されることも念頭に置いておく
この本の締めくくりとして著者は、「自己改造をしたいなら、習慣を変えるのです。」「習慣を変えると、人は何度でも新しい自分に生まれ変わることができるのです。」と述べています。
あなたも本書を読んで、科学的に「続ける」方法を学び、悪い習慣を良い習慣に変えることで、人生を変えてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3240目】