「仕事の時間が楽しければ、それだけで人生は劇的に好転します。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、建設会社総務部長、大学講師、時間管理コンサルタント、セミナー講師、税理士と5つの仕事を楽しむスーパーサラリーマンの石川和男さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
石川和男『仕事はゲームにすると上手くいく』(秀和システム)
この本は、あなたの人生をより楽しくするために、5つの仕事を楽しくこなす著者が、「仕事をゲームに変える方法」を紹介する書です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.ゲームの達人仕事術
2.時間術ゲーム
3.コミュニケーションゲーム
4.テクニックゲーム
5.ノートゲーム
6.究極ゲーム
この本の冒頭で著者は、「工夫次第で、大変だと思っていた仕事も楽しい仕事に変えることができる」「激務な仕事をゲームに変えていきましょう!」と呼びかけています。
続いて、仕事をゲームに見立てて楽しくこなすノウハウを具体的に解説しています。主なポイントは以下の通り。
◆ 大変で面倒な仕事を細分化して「好楽円」な仕事(=好きな・楽な・円滑な仕事)に変える
◆ ひとつのジャンルをすべて終えてから次のジャンルの仕事に移る
◆ 行動して行動して、検証を重ね、フィードバックしながら何度も試す
◆「分身の術」で人に任せる
◆ 資格試験の勉強は最高のゲーム
本書の前半では、時間術とコミュニケーションをゲームになぞらえてコツを伝授しています。私がとくに共感する点は次の通りです。
◆ 本試験の緊張感で2時間集中して仕事をする
◆ 期限という集中力を生み出す不思議な力を借りて片付けていく
◆ 午後は後のごほうびを楽しみにしてとにかく手をつける
◆ 定時はラストオーダーと考えて目標数値を掲げる
◆ 仕事はリズムが重要、同じものを2つ用意してすぐ取り出す
◆ 仕事を楽しくする工夫を
◆ 尊敬する人を演じ続ける
◆ 読んだ内容を先輩に5分でプレゼンする
◆「演技、演技」と思って受け流してみる
◆ ダメ上司のもとでも腐らず、自己成長だけは続けていく
この本の中盤では、テクニックとノートを活用したゲームとして仕事をとらえる術を伝授しています。主なポイントは以下の通り。
◆ 問い合わせをシャットアウトして重要な仕事に集中
◆ 小さなことでも一番になり、一目置かれる存在を目指す
◆ スキルを掛け合わせてナンバーワンになる
◆ 問題に直面したらやり切る
◆「やらない」は究極の仕事術
◆「やることノート」にすべきことをすべて書く
◆ 数秒の積み重ねが仕事スピードの差になる
◆ 屈辱感を忘れないための「青マル」を活用する
◆ 書類箱に未処理書類を積み上げて「見える化」する
◆ やることをすべて書き出して、終わったら赤丸をつける
本書の終盤では、仕事を「究極ゲーム」として処理する方法が記されています。ポイントは次の通りです。
◆ ホラー映画を観るように、何も考えずに始める
◆ ピンチこそが面白い
◆ 前例を探し、そのやり方を盗めば、大幅に手間が省ける
◆ 迷ったときはコイントスして次にやる仕事を決める
◆「1年後に会社を辞める」と決めた途端、苦行がトレーニングゲームに変わる
あなたもこの本を読んで、仕事をゲームに変えることで、毎日を楽しく充実した日々に変えてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【2519日目】