書評ブログ

『幸せってなんだっけ? 世界一幸福な国でのヒュッゲな1年』

「デンマークにはたくさんの世界記録がある。最も信頼できる国、格差を最も許さない国。“ ヒュッゲ ” な暮らしで、幸福が舞い降りてくる。」と述べている本があります。

 

 

本日紹介するのは、英国版『マリ・クレール』元編集長で、ジャーナリストヘレン・ラッセルさんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

ヘレン・ラッセル『幸せってなんだっけ? 世界一幸福な国でのヒュッゲな1年』(CCCメディアハウス)

 

 

この本は、ライフスタイルのジャーナリストである著者が、究極のテーマである「幸せ」について、書いてきた記事の集大成とも言える、自らの体験である「デンマークの幸せ」をまとめた書です。

 

 

著者が一流ファッション誌に書いてきた記事は、ワーク・ライフ・バランスを保ちつつも成功を収め、心の健康を維持し、その一方で最新トレンドも押さえ、きらびやかな生活を送ることでした。

 

 

日々の記事と、現実に著者自らが送る生活とのギャップに悩み、その「答え」を、デンマークの「ヒュッゲ(Hugge)」な1年の暮らしに求めたものを、この本では表現しています。

 

 

 

本書は1年12ヵ月およびクリスマスを加えて、以下の13部構成から成っています。

 

 

1.ヒュッゲと家ごもり

 

2.9時-5時を忘れる

 

3.余暇とデンマーク語

 

4.偉大なるデンマーク人と動物たち

 

5.伝統、そしてお叱りを受ける

 

6.今なお闘う女性たち

 

 

7.バケーションに繰り出そう

 

8.子どもたちなら大丈夫!

 

9.お肉屋さん、パン屋さん、そして文化の担い手たち

 

10.病めるときも健やかなるときも

 

11.冬と鬱が来た

 

12.税務署員を信じて

 

13.クリスマス

 

 

この本の全体を流れるデンマークの暮らしを一言で表現すれば、「ヒュッゲ(Hugge)」になるでしょう。「ヒュッゲ(Hugge)」とは、デンマーク独自のもので、デンマーク人なら誰でも知っているのですが、説明は難しい、と著者は言います。

 

 

それは、「心地よい時間を過ごす」という感じですが、具体的には、家にいてキャンドルの火を灯し、家族みんなで夕食を楽しむ、というライフスタイルになるでしょう。

 

 

また本書には、月ごとにデンマークでの暮らしが紹介され、月ごとの末尾に「今月の学び」が箇条書きでまとめられていて、ポイントを掴みながら読むことができます。

 

 

 

そして、本書の巻末には、以下の通り、「デンマーク的に暮らす10のコツ」が記されているので、紹介します。

 

 

1.信頼する(もっと信頼する)

 

2.『ヒュッゲ』をする

 

3.体を使う

 

4.美に触れる

 

5.選択肢を減らす

 

 

6.誇りを持つ

 

7.家族を大事にする

 

8.すべての職業を尊敬する

 

9.遊ぶ

 

10.シェアする

 

 

あなたも本書を読んで、世界一幸福な国・デンマークでの「ヒュッゲな生活」を研究してみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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