書評ブログ

『まんがでわかる 一緒にいると楽しい人、疲れる人』

「一緒にいて楽しい人とは、自分も自然体で楽しんでいて、まわりにさりげない気配りもできる人。自分にも人にも、やさしさのある人です。」と述べている本があります。

 

本日紹介するのは、鹿児島県生まれ、台湾国立高雄第一科技大学修士課程修了、化粧品会社事務、塾講師、衣料品店店長、着物着付け講師、ブライダルコーディネーター、フリー情報誌編集者など、多くの転職経験を生かし、働く女性のアドバイザー的存在として書籍や雑誌など執筆活動をしている作家写真家有川真由美さんが書いた、こちらの書籍です。

 

有川真由美『まんがでわかる 一緒にいると楽しい人、疲れる人』(PHP研究所)

 

この本は、著者が今までに出会ってきた「一緒にいて楽しい人」の、話し方や、行動の習慣、考え方のエッセンスを紹介してくれる書です。

 

 

本書は以下の6部構成から成っています。

 

1.「会話がはすむ人」になる

2.「気持ちのいい人」になる心と行動のクセ

3.「疲れる人」とは、どんな人

4.「気にしない人」になる心と行動のクセ

5.「魅力的な人」にはわけがある

6.「疲れる人への対処法」

 

この本の冒頭で著者は、「一緒にいて楽しい人になったら、人間関係のストレスがぐんと減り、たくさんの人に支えられていると実感するようになります。」「好感を持たれて、物事がうまく行きやすくなります。」と言います。

 

さらに、「いちばんいい点は、人生の喜びや楽しみを、人と一緒に共有できるようになることです。」と続けています。

 

 

本書の前半では、「会話がはすむ人になる」および「気持ちのいい人になる心と行動のクセ」について、以下のポイントを説明しています。

 

◆ 相手にどんどんしゃべらせると会話がはずむ

◆ 相手にしゃべらせるには、➀感情でリアクション、②相手にすぐ話を振る、③相手が話して「楽しくなる」話題を探す

◆ ユーモアのセンスを磨く

◆ 会話の引き出しが多く、話題が豊富

 

◆ 同じ話題を共有できる

◆ 5分だけ動いてみる

◆ すぐにリスポンス

◆ 気持ちのいい人は「正直な人」

 

 

この本の中盤では、「疲れる人とは、どんな人」および「気にしない人になる心と行動のクセ」について解説しています。主なポイントは次の通りです。

 

◆ 気分屋、自慢がすぎる、相手によって立場を変える

◆ おせっかい、ポジティブすぎる、自己中心的

◆ 悪口好き、謙虚すぎる、愚痴ばかり言う

◆ 心の器を大きくする

 

 

本書の後半では、「魅力的な人にはわけがある」および疲れる人への対処法」について考察しています。主なポイントは以下の通りです。

 

◆「忙しい」と言わない人

◆ 人と比べない

◆ 自分の言葉で表現できる

◆ 疲れる人からは「逃げるが勝ち」

 

この本の締めくくりとして著者は、「一人ひとりの出会った人をどうとらえるかで、人生はできていくのです。」と述べています。

 

 

あなたも本書を読んで、「一緒にいると楽しい人」を目指してみませんか。

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!【3149日目】