書評ブログ

『偏差値30台からの難関大学合格の手順』

「大学受験を目指すにあたり、現状が絶望的な人は、勉強方法がわからないということに加え、そもそも誘惑の多い環境に身を置いていたり、経済的に恵まれていなかったり、勉強を実行する力が不足していたりすることが多いです。」と述べている本があります。

 

本日紹介するのは、1989年福岡県北九州生まれ、格闘技の練習に打ち込みながら、さまざまなアルバイトを経験、2浪したのち早稲田大学に入学、教育の道を目指して、早稲田大学大学院教育学研究科にて修士課程を修了、現在は大学受験塾・学内予備校・資格予備校の講師世界史を担当する久保田幸平さんが書いた、こちらの書籍です。

 

久保田幸平『偏差値30台からの難関大学合格の手順』(青春出版社)

 

この本は、大学受験を目指すにあたり、本当に必要なことを、確実にステップアップできるメソッドを、ストレートに伝授してくれる書です。

 

 

本書は以下の4部構成から成っています。

 

1.「誰でも難関大学を目指せる」と私が言う理由

2.勉強が苦手な人ほど「やってはいけない勉強法」を知っておけ

3.難関大学に合格する「学力爆上げ」の方法

4.プロが見極めた! 合格を勝ち取れる参考書

 

この本の冒頭で著者は、「同じ人間なのですから、脳の容積は変わりませんし、そもそも大学入試くらいまでは頭の良し悪しはそこまで重要ではない」と述べています・

 

 

本署の前半では、「誰でも難関大学を目指せると私が言う理由」について、以下のポイントを説明しています。

 

◆ 大学とは、「学問をするところ」

◆ 偏差値が高くない学校の子どもでも能力が低いとは限らない

◆「努力」×「モチベーション持続」×「メソッド」=「合格」

◆ まずは自己分析(パーソナリティ、環境)

 

 

この本の中何では、「勉強が苦手な人ほどやってはいけない勉強法を知っておけ」について考察しています。主なポイントは次の通りです。

 

◆ 覚えられないものを書く

◆ 答えを見てから解く

◆ 必要なことが載っている参考書を買う

◆ 頑張って来た勉強法を信じて反復する

◆ 音読して勉強する

 

 

本書の後半では、難関大学に合格する学力爆上げの方法」およびプロが見極めた! 合格を勝ち取れる参考書」について解説しています。主なポイントは以下の通り。

 

◆ 大学生活をイメージしてモチベーションを上げる

◆ 過去問を10年分解く

◆ 受かる受験生のスクールライフは隙間時間の活用

◆ 塾・予備校は相性が大切

◆ 学校も塾・予備校も先生への依頼は具体的に

 

◆ インプット3,アウトプット7の割合で勉強を

◆ 予備校授業の語り口を「そのまま再現」した参考書がお勧め

◆ インプット教材を早く進め、アウトプット教材や過去問を解く時間を確保する

◆ 使いやすい参考書は書店で手に取って選ぶ

 

この本の締めくくりとして著者は、「受験戦略は取捨選択の連続で在り、誤った作戦を立てると失敗する」と述べています。

 

 

貴方も本書を読んで、難関大学合格の手順を学び、自分に合った方法を実践してみませんか。

 

 

ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』の「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。

 

https://www.youtube.com/@user-kd3em9nm4q/featured

 

では、今日もハッピーな1日を!【3150日目】