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『介護とお金の大問題(PRESIDENT 2022年8月12日号 完全保存版)』

「介護は財布の負担も、心の負担も大きすぎる。さらに、年金額は減り、介護費・生活費は値上げラッシュ。」と述べている雑誌特集があります。

 

 

本日紹介するのは、雑誌『PRESIDENT 2022年8月12日号』にて取り上げた、こちらの特集記事です。

 

『介護とお金の大問題(PRESIDENT 2022年8月12日号 完全保存版)』(プレジデント社)

 

 

 

この特集記事は、悪化する「介護地獄」を抜け出すためのマネー術や自己防衛術をプロたちが徹底解説したものです。

 

 

本特集は、以下の8部構成から成っています。

 

1.日本一わかりやすい「介護のお金」完全図解ガイド(太田差恵子)

2.間違いだらけの老人ホーム選び「正しい7つの視点」(吉田輝美)

3.「老親介護で自滅する人」失敗の4大法則(島影真奈美)

4.緊急提案! 年金タイプ別「親の家計簿」改善法(畠中雅子)

 

5.届け出だけでもらえる「介護マネー」25選(横井孝治)

6.親が認知症になってから気づく取り返しのつかない「金銭トラブル」トップ3(横手彰太)

7.在宅医療の名医が解説! 新「認知症」のトリセツ(長尾和宏)

8.脳卒中サバイバー現役学長が本音で語る「介護は家族ではなく社会に頼りなさい」(出口治明)

 

 

この特集の冒頭で、「親子で払いすぎてないか? 騙されてないか? 介護とお金の大問題」と問いかけています。

 

 

本特集の前半には、「日本一わかりやすい『介護のお金』完全図解ガイド(太田差恵子)」が掲載されています。これがほんとうにわかりやすく、まさに「完全保存版」です。主なポイントは以下の通り。

 

◆ 介護費で大損しないための3大原則は、①基本は親のお金を使う、②お金の話は最初にする、③制度を使い倒す

◆ 入院では、保証金10万円、1食460円、オムツ代1日1,500円、家族の交通費負担も

◆ 認知症は、症状が進むほどお金がかかる

◆ 介護保険の申請は入院中に(認定結果まで30日かかる)

 

◆ 要介護認定の調査には、仕事を休んででも子供が立ち会う

◆ 介護は相棒となるケアマネージャー(ケアマネ)次第

◆ 訪問介護は、生活的な介護と医療的な介護がある

◆ 通所サービスは、①デイサービス(介護)、②デイケア(リハビリ)の2施設

 

住宅改修、福祉用具の貸与・購入の補助も介護保険を利用

◆ 介護施設は、公的施設の「特別養護老人ホーム」(特養)と民間施設の「介護付き有料老人ホーム」「グループホーム」「住宅型有料老人ホーム」「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)がある

◆ 終活では、相続より墓の問題がポイント

◆ 墓のスタイル4例は、①一般墓(80~300万円)、②樹木葬(10~100万円)、③永代供養墓(5~30万円)、④海洋散骨(2.5~50万円)

◆ 看取りまで行う施設も多いが要確認

 

 

この特集の中盤では、「老親介護で自滅する人失敗の4大法則(島影真奈美)」「緊急提案! 年金タイプ別親の家計簿改善法(畠中雅子)」「届け出だけでもらえる介護マネー25選(横井孝治)」および親が認知症になってから気づく取り返しのつかない金銭トラブルトップ3(横手彰太)」について、次のポイントを解説しています。

 

◆ 老人ホーム選び7つの視点は、①在宅か施設か、②いつから探すか、③どの施設タイプか、④年金や貯蓄は、⑤施設見学で確認すること、⑥契約前に確認(見取りの可否)、⑦優良施設とは

「特別養護老人ホーム(特養)」「介護老人保健施設」「介護医療院」「介護付き有料老人ホーム」「グループホーム」「住宅型有料老人ホーム」「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」「ケアハウス」の8タイプから施設を選択

◆ 老人ホーム費用は、①入居一時金(0~580万円)、②月額利用料(9万~28万円)が標準

◆ 老人ホーム選びのチェックポイントは、①未届け施設でないか、②掃除、③入居者の表情、④介護サービス情報公表システム

 

◆ 介護で自滅するパターンは、①親子関係の悪化、②お金が底をつく、③夫婦関係の悪化

◆ 役割分担を家族で話し合う、退院時に「医療福祉相談室」へ

◆ 介護休業はまず短期で、親が自宅でいいなら割り切る、

◆ 親の家計簿改善法を考える

 

◆ 全国、自治体により、届け出だけでもらえる「介護マネー」25種類

◆ 医療費控除は最大200万円

◆ 高額療養費、高額介護サービス費、高額医療・高額介護合算制度

◆ 介護保険負担限度額認定で施設での住居費と食費が軽減される

 

◆ 認知症になると銀行口座が凍結

◆ 法廷後見制度、任意後見制度、家族信託の活用

◆ もっとも自由度の高い「家族信託」

◆ 電話詐欺やリフォームの高額請求に注意

 

 

本特集の後半では、「在宅医療の名医が解説! 新認知症のトリセツ(長尾和宏)」および脳卒中サバイバー現役学長が本音で語る 介護は家族ではなく社会に頼りなさい(出口治明)」が紹介されています。主なポイントは以下の通りです。

 

◆ 認知症は特別な病気ではなく、老化の一過程

◆ 独居老人でもいいケアマネージャーがいれば最期まで自宅で暮らせる

◆ 認知症は地域社会で支えていく

◆ 認知症の本質は、できたことができなくなってきたことへの不安

 

◆ 介護は家族ではなく、社会に頼る

◆ 人間は川の流れに身を任せて、たゆたうことしかできない

◆ やりたいことがあると、人はなかなか死ねない

◆ 悲観論を捨てて「数字・ファクト・ロジック」で物事をとらえる

 

出口治明さんのAPU学長への復帰については、2022年7月25日付ブログ記事で紹介した、こちらの本に詳しく書かれており、併せて読むことをお薦めします。

https://jun-ohsugi.com/column/hukkatsuhenosokojikara/

 

 

この特集の締めくくりとして、「介護士匿名座談会」が掲載されていて、「施設でよくしてもらいたかったら○○しなさい」という本音が語られていて、参考になります。

 

 

あなたも本特集記事を読んで、「介護とお金の大問題」について考え、対策を練っていきませんか。

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!【2843日目】