書評ブログ

『世界一シンプルな人生を切り拓く技術』

「今の状況を変えたい」「自分自身を変えたい」もしもそう感じているのなら、まずは冷静な気持ちになって、現状を俯瞰することから始めてみましょう、と述べている本があります。

 

本日紹介するのは、経営者から、アーティスト、プロアスリートまで、20年以上にわたって述べ11万人以上を指導してきた人材教育のスペシャリスト、人材教育家、事業家で、株式会社CRAYONZ取締役学長 兼 主席トレーナー加藤秀視さんが書いた、こちらの書籍です。

 

加藤秀視『世界一シンプルな人生を切り拓く技術』(KADOKAWA)

 

この本は、今の状況や自分自身を変えていく「人生を切り拓く技術」3つに分けて解説している書です。

 

 

本書は以下の5部構成から成っています。

 

1.「変わりたい」けど、「変われない」人が抱える3つの原因

2.「価値観」を入れ替える

3.「習慣」を身に付ける

4.「強み」を武器にする

5.いつまでも「変わり続ける」ためにできること

 

この本の冒頭で著者は、「技術さえ身に付ければ、人は絶対に変われます。」「人生を切り拓く儀実を射学び取り、今の状況や自分自身に変化を起こしていってください。」と述べています。

 

 

本書の前半では、「変わりたいけど、変われない人が抱える3つの原因」について、以下のポイントを説明しています。

 

◆ 変わりたいけど変われない原因3つ

◆ ①気付きの機会の欠如

◆ ②良質な情報の不足

◆ ③過去型思考の弊害

◆ 自己分析が重要

 

 

この本の中盤では、「価値観を入れ替える」および「習慣を身に付ける」について解説しています。主なポイントは次の通り。

 

◆ 過去の価値観に縛られている

◆ 価値観の再インストール

◆「自分がどんな人間であるか」という自己概念が大切

◆ 好きなこと、得意なこと、世の中の役に立つこと、稼げることからなる「振り返りシート」

 

◆ 無意識のうちに考えてしまう「脳内シート」

◆「やらないこと」を決める

◆ 未来の変化に焦点を当てること

◆ 今の現実を作っている「判断」と「選択」

 

 

本書の後半では、「強みを武器にする」およびいつまでも変わり続けるためにできること」について考察しています。主なポイントは以下の通りです。

 

◆「自分の強み」さえわかれば努力は必要ない

◆ 過去型思考を捨て去る

◆ 困ったときは「脳内シート」に立ち返る

◆ 人生は以下に主体的に生きるか、が大事

◆ PERMA の状態を作り出す

 

この本の締めくくりとして著者は、「正しい価値観を築いて達成経験を積み、良い状態を作るためのルーティンを行い、自分の強みに力を入れていけば、考え方は必ず変わります。」と述べています。

 

 

あなたも本書を読んで、自分の素晴らしい能力に気が付いて、才能を開花させていきませんか。

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!【3181日目】