「自分の仕事を、望む仕事、望まない仕事で区分するような生き方をしてはいけない。」と提唱している本があります。
本日紹介したいのは、アチーブメント株式会社代表の青木仁志さんと、法政大学大学院教授の坂本光司さんの共著による、こちらの書籍です。
青木仁志・坂本光司『どう働く』(あさ出版)
この本は、「働くとはどういうことか」について、経営者と経営を指導する立場のふたりが、それぞれの経験をもとに、率直な見解を披露している書です。
とくに、「やりがいはどこから生まれるか」という問いに対し、「やりがいは仕事の中にある。やりがいは人から与えられるものではなく、自らつくり出すもの」という答えで、ふたりは一致しているのが印象的です。
本書は以下の3部構成から成っています。
1.「働く」とはどういうことか
2.会社とは・経営者とは・社員とは
3.豊かな仕事人生をつくるために
この本の中で、共著者である青木さん、坂本さんのふたりは、それぞれ次のテーマについて、具体例などを挙げながら持論を展開していて、参考になります。
◆ プロフェッショナルとは何か
◆ 働く人間として生きること
◆ 現場を見よ
◆ サービスの原点
◆ 限界を突破するために必要なこと
◆ 会社とは何か
◆ 経営者の仕事とは
◆ 「強い経営」とはどういうものか
◆ 経営者の役割、社員の役割
◆ 社員がいつも求めているもの
◆ 「人を評価する」とはどういうことか
◆ 声なき声を聴け
◆ チームの重要さを知ろう
◆ 自立心について
◆ やさしさは涙の量に比例する
本書でとくに繰り返し語られて、深く感銘を受けるのは、「経営者の役割は、社員と社員の家族を幸せにすること」という言葉です。
そして、人生に幸せを感じる「働き方」が、この本を読めばよく分かります。
青木仁志さんは、『一生折れない自信のつくり方』を、坂本光司さんは、『日本でいちばん大切にしたい会社』を、それぞれベストセラーにした作家でもあります。
また、この本をもとに書かれた、青木仁志さんの、こちらの最新刊書籍もお薦めです。
あなたも本書を読んで、「どう働く」かについて、改めて考え直してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を