書評ブログ

神保町「ブックハウスカフェ」石川和男トークショー報告

2017年5月5日に、神保町老舗書店1階「ブックハウスカフェ」が誕生しました。

 

  

 

そして翌6月より、毎月1回、私、大杉潤プロデュースによるイベントを、「ブックハウスカフェ」にて開催することとなり、今回が平日夜開催のトークショーとしては、第8回目となりました。

 

 

2018年1月17日(水)に、建設会社の総務経理担当部長という、会社員管理職としての仕事をしながら、税理士資格を取り、大学講師セミナー講師として登壇するようになり、人気講師として活躍、さらに時間管理のスペシャリストとしてコンサルティング活動も行う石川和男さんをゲストとしてお迎えし、自らの体験をもとに、「新しい働き方」について、本音を語っていただくトークショーを開催しました。概要は以下の通りです。

 

 

1.日 時; 2018年1月17日(水)19:00~21:00

 

2.場 所; 神保町「ブックハウスカフェ」

      東京都千代田区神田神保町2-5北沢ビル

 

3.内 容; 石川和男トークショー

     (テーマ) 新しい働き方への道

 

4.参加費; 3,000円(懇親会付)

 

5.書籍; 『「残業しないチーム」と「残業だらけのチーム」の習慣』(明日香出版社)

    『入社3年目までの仕事の悩みに、ビジネス書10000冊から答えを見つけました』

    (大杉潤・キノブックス)を販売

 

6.その他; トークショー終了後に懇親会(ドリンク付)

 

 

当日の会場準備をしている風景はこんな感じです。

 

 

受付開始の18:30過ぎから、少しずつ参加者の方が集まり始め、あいにくの雨模様にも関わらず、オープン時間にはカフェの座席がほぼ満席になる盛況ぶりでした。

 

 

19:00過ぎより、まずブックハウスカフェのオーナー・今本義子さんからご挨拶をいただき、続けてトークショーに入りました。

 

 

 

石川さんは、小さい頃は友達と遊ぶことはあまりなく、ひとりで「妄想」するのが好きだったそうです。本は昔から好きだったようで、小説をよく読んでいた、と言います。

 

 

さらに、中学、高校、大学と進みますが、毎年、所属するクラブを変えて活動するなど、いつもいろいろなことをしていたい性格だったそうです。

 

 

それが現在の「5つの仕事を掛け持ちする」という器用で好奇心旺盛な働き方にも繋がったのでしょうか?

 

  

 

 

就職の時はまさにバブル経済の時代で、業種は関係なく、札幌で働けて、地元の帯広に支社がある会社を選んで、大手グループの建設会社事務職として入社されました。

 

 

ところが思惑が見事外れて、会社始まって以来、20代で埼玉へ転勤となり、札幌の友達や彼女とも別れる寂しさを味わいます。

 

 

しかも、建築設計、営業、事務という社内序列の最下層という立場もあり、辛い日々を送ったそうです。

 

 

経理の仕事をしている時にある日、税理士の先生が、社長や役員と対等に話をし、ベンツに乗って帰っていく姿を見かけ、税理士になってやろうと決意したそうです。

 

 

目標をノートに書き、得意の「妄想」で、税理士になった時に乗る車のイメージまで思い浮かべていた、と言います。

 

 

ところが、税理士の勉強は厳しく、3年で受かるつもりが10年かかりました1日8時間勉強しても、受からなかった日は号泣したそうです。10年経って合格した時も号泣。しかし、目的を持って自発的にやる勉強は楽しいそうです。

 

 

何度落ちても諦めずに勉強を続けられたのは、税理士の勉強が、経理の仕事に直結して役立ったためということです。

 

 

税理士になってからは、経営者と話をしたり、付き合う人たちの層も変わってきたそうです。

 

 

また、勉強法や時間管理の進め方に関するビジネス書の執筆も手がけるようになります。最新刊の書籍はこちらで、6刷のベストセラーになっています。

 

 

また、デビュー作も好評だったため、最近、文庫として再登場しました。

 

 

 

石川さんは続けて、講師の勉強をして、人気講師になるまでのプロセスをいろいろお話いただきました。意外だったのは、人前で話をする時は今も緊張する、とにかく徹底的に準備する、という点でした。天才的に話ができる方、というイメージがありましたので。

 

 

 

この後、石川和男さんによる20分間のミニ講座「5つの仕事を掛け持ちする新しい働き方」を行いました。

 

 

そして、トークショー後半は、石川さんの今後の活動について。当面1年間の目標と、中長期の夢を伺いました。

 

 

まず当面は、大原簿記学校の講師は、後輩に譲り、自分にしかできない活動を中心に仕事をしていきたい、ということです。

 

 

やはり思いは、本の執筆をどんどんしていきたい、ということです。企画を相当な数、温めているそうです。1冊書くのに半年くらいかかるため、なるべく書くことに集中し、今後はライターに書いてもらうことも視野に入れているそうです。

 

 

最後に、人生の目標、ライフワークをお聞きしたところ、「小説を書きたい」ということで、驚きました。ずっとビジネス書、しかも共通するテーマが「時間の使い方」でしたので、そういう路線で行くと思っていたので意外です。

 

 

でも、もともと「妄想」が好きで、小説は前から書きたかったと言います。まずは、ストーリー仕立ての「簿記の入門」みたいな本から徐々に小説に入っていきたい、という戦略を立てておられます。

 

 

かなり突っ込んだ話まで、ざっくばらんに語っていただき、参加者の皆さんも、私自身も、とても勉強になりました。

 

 

最後に、質疑応答を行い、懇親会にて皆さんで交流を深めました。懇親会の途中で記念撮影をしたのがこちらです。何名かお帰りになった後での撮影になり、失礼しました。

 

  

 

ご参加いただきた皆さま、ほんとうにありがとうございました。

 

 

この「ブックハウスカフェ」にて、私、大杉潤がプロデュースした、2017年6月の第1回イベントから、11月末の第7回イベント、および9月・12月に開催した土日昼のイベントの様子は、以下のブログ記事(日付順)をご参照ください。

 

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また私、大杉潤デビュー作として出版した本はこちらです。お蔭さまで好評で、興味ある方はぜひ、読んでみてください。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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