書評ブログ

『ビジネスは、毎日がプレゼン』です!

「プレゼン力が上がれば、仕事も人生も、いろんなことが好転していく!」と説く人がいます。3日連続で紹介する村尾隆介さんによる「人の心を揺さぶる話し方・見せ方・こだわり方」を記した、こちらの本です。

 

村尾隆介『ビジネスは、毎日がプレゼン。』(同文舘出版)

 

この本は、一回のプレゼンで人生の成功へと導く村尾さんのノウハウが詰まった書です。年間100回の講演ファンが続出する著者の人生成功のサイクルに載せるためのものです。

 

プレゼンテーションコミュニケーション活動そのもので、プレゼンの成功率を高めることで、日々の仕事もこれからの人生も、もっと上手く行くはず、と村尾さんは説いています。

 

本書は以下の8部から構成されています。

 

 

1.プレゼンにまつわる、新しい発想
2.「見た目」そのものがメッセージ
3.プレゼン力は、準備次第でまだまだ伸びる
4.大切なのは、最初の5分
5.トークの技術に磨きをかける、ちょっとしたアイデア
6.スライドづくりを研ぎ澄ます
7.プレゼン上手になるための、毎日の練習
8.プレゼン終了間際と、その後

 

 

著者の村尾さんはまず、「すべてのプレゼンは、エンタテイメントであるべき」としています。「伝えるべきメッセージを伝える」というだけでなく、「この時間を楽しんでもらいたい」と考えるのだと言います。

 

そのために「まずは自分が楽しそうに人前で話すこと」だと言います。プレゼンテーションとは、「見せ方のすべて」のことで、例えばショーウィンドープレゼンターの服装・身なりも含まれます。

 

つまり「自分自身の見せ方」にもこだわっていくべきですし、「見た目」そのものがメッセージだと言うことです。

 

次に、いいプレゼンに必要なのは「自信」です。プレゼンテーションは自分の自信を見せる場所です。そのための対策としては、あり得ないくらいしっかりとプレゼンの準備をすることです。

 

そのほは、プレゼンには以下のような工夫やノウハウがいると村尾さんは紹介しています。

 

 

1.プレゼンテーションを成功させる鍵はリスクヘッジ
2.いい空気づくりはいい席づくりから
3.プレゼンで大切な最初の5分のため自分なりのルーティンとストレッチ
4.張りつめた現場の空気を自らあたためる
5.第一声の前に一番遠い会場の右端と左端を見て広い視野を持つ
6.目線を合わせて見方を作る
7.声のトーンとジェスチャーで惹きつける
8.「笑い」と「感動」が「共感」を呼ぶ
9.エンディングはポジティブに

 

 

本書の最後で、プレゼンに関する心構えとして以下の2点を述べています。

 

1.最後のひとりがいなくなるまでがプレゼン
2.結果がどうであれ反省会、次に生かす

 

この本には、あなたのキャリアや人生がもっと輝く、プレゼン上手になるための新しい発想、著者の経験から得たノウハウが惜しげもなく披露されていて参考になります。

 

あなたも本書を参考にしてプレゼン能力を上げ、人生を好転させませんか。また、私が提供する「ノマド&ブランディング講座」でもプレゼン技術の指導を行っています。

 

では、今日もハッピーな1日を!