ドキュメンタリー『定年前起業への道-57歳からの挑戦!』の第151回は、「独立起業前1週間に思うこと」の続き<その2>を書いていきます。
≪ 天職塾の「スクール」とは何をするところか?≫
天職塾の「スクール」は、5人の少人数講座で、すべて起業を目指す会社員・OLが参加者です。ファシリテーター兼講師が三宅哲之さん、アシスタントのナコさん(通称)の計7名で、朝10:00から昼食休憩をはさんで夕方17:00まで1日中行います。
こうした1日講座が月1回、6ヶ月間続きます。最後の6回目は、「ビジネスプラン発表会」なので、講座としては5回行われました。(現在は6回の講座+ピジネスプラン発表会に拡大しているようです。)
私がこの講座に参加する気にになった理由は以下の2点。
1.起業の「やり方」の前に、土台である「あり方」を徹底的に学べる
2.WEBサイトの構築とSEO対策がセットで付いている
とくに、2番目のWEBサイト構築は、独力では不可能だし、作ってもアクセスを集めるのは容易でない、と実感していましたので、起業に向けての「最も大切な第一歩」がセットで踏み出せることが魅力でした。
≪ 「あり方」とは、自分棚卸をして「何で起業するか」 ≫
上記の1番目の「あり方」というのは、起業のあり方で、「そもそも自分は何故、起業するのか」、「何で起業するのか」という、起業の根っこにある土台です。
ここの「軸」をしっかりと持っていないと、起業を目指しても、あるいは起業して上手く行かなかった時にブレてしまう、ということでした。
起業を成功させる最大の秘訣は、「成功するまでやめないこと」ですが、ここの「あり方」という土台がブレていると継続が難しいということです。
そうすると、やはり三宅さんの著書にあったように、「好きなこと」で起業する、という結論になります。これが最も大切なポイント。好きなことであれば、たとえ結果が出なくても「続けられる」ということです。
そしてビジネスなので、加えて「得意なこと」、「できること」、「自分の強み」を、それに掛け合わせていきます。誰でも「好きなこと」、「ワクワクすること」は複数、持っているし、「得意なこと」や「強み」もいくつか持っているものです。
それを、自分の人生を「棚卸し」をして、総ざらいして発見します。「発見」というよりは、もともとあったものに「気づく」と言った方がよいかも知れません。
その「人生振り返り」を幼稚園よりも前から始めていきます。昔のことは当然、記憶に残っていることは少ないですが、それでも残っているものというのは強烈なわけです。
そうして見つけた「好きなこと」と「得意なこと」をマトリックスにして「組み合わせて」いきます。ここから先の詳しいことは本にも書いていないので「企業秘密」だろうから書けません。
興味ある方はぜひ、「天職塾」のWEBサイトを覗いてみてください。以下のリンクから見られます。
≪ 私も「好きなこと」で起業します!≫
それでは、私自身のことを書いていきましょう。私も「自分の人生棚卸し」を1ヶ月間かけて、しっかり行いました。自分での作業を、スクールで集まったみんなの前で発表します。
この「ひとり作業」⇒「みんなの前で声に出して発表」⇒「参加メンバーからフィードバックをもらう」というサイクルが、自分ひとりでは絶対に到達できないレベルへ、自分を引き上げてくれます。
やはり、自分では自分のことが見えないのです。私は、なるべく「もう一人の自分」が外から、「頑張っている自分」を客観的に見るように、いつも心がけているのですが、それでも「自分を知る」ことは、本当に難しいです。
GEを「選択と集中」で立て直し、超優良会社にした20世紀最高の経営者と言われるジャック・ウェルチさんが、記者に「経営者として成功した秘訣は何か」と問われた時に、たった一言、「Self-Awareness 」と、答えたそうです。
20世紀最高の経営者にして、やはり「自分を知ること」の難しさと大切さを実感していた、ということでしょう。
さて、私の「好きなこと」ですが、以下の7つを考えました。
1.「ハワイ」
2.「読書(ビジネス書)」
3.「教えること=育成」
4.「書くこと=発信」
5.「英語力アップ」
6.「経営(ファイナンス)」
7.「スピリチュアル(セドナ)」
得意なことは、「英語」、「IT」、「ファイナンス」のビジネス力アップとビジネス書の多読。それから、難しいことを人前でやさしく、分かりやすく説明することは昔から得意でした。
それと、早稲田大学時代は「新聞記者」を目指していたので、「書くこと」です。「情報発信」は私のDNAです。だからブログを書くことも「楽しみ」以外の何物でもありません(笑)
これらを「組み合わせ」て、ビジネスモデルを作っていくのですが、続きはまた明日、書いていきます。なかなか終わらなくてすみません。明日も読んでください(笑)
2015年11月1日の「定年前起業」まで、あと6日です。皆さまの温かい励ましと応援をどうかよろしくお願いいたします。