「どう読むかより、何を読むか」で人生が変わる――そんなメッセージを真正面から打ち出し、「さらに読書はコスパがいいだけでなく、タイパもいい」と述べている本があります。
本日ご紹介するのは、1973年東京都生まれ。学習院大学卒業後、職を転々としたのち28歳で出版社に転職し、編集者として数々のベストセラーを生み出し累計発行部数は1,100万部超、独立後はホノルル、サンフランシスコを拠点に活動し、現在は書籍やコンテンツのプロデュース、マーケティング支援、教育事業にも携わる作家・プロデューサー・編集者の長倉顕太さんが著した、こちらの書籍です。
長倉顕太『本を読む人はうまくいく』(すばる舎)
この本は、「読書が人生を好転させる」「本を読む人ほど頭が良くなり、人間関係も豊かになる」という実体験をもとに、“読書体質”を作るための方法や読書の効果を実践的にまとめた人生戦略書です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.なぜ、本を読む人はうまくいくのか?
2.なぜ、読書をすると頭が良くなるのか?
3.なぜ、本を読むと頭が柔らかくなるのか?
4.なぜ、本を読む人は人間関係も豊かなのか?
5.うまくいく人はどうやって本を選んでいるのか?
6.読書体質になる22のアクションプラン
特別付録:人生が好転し、視野が広がる「オススメ本101冊」リスト
この本の冒頭では、「本を読む時間がない」「読書が苦手」「頭が良くないから本を読んでも無駄だと思っている」といった“読書に対する言い訳”を全て打ち砕き、「どんな人でも読書体質になれる!」と力強く宣言しています。
本書の前半では、第1部~第2部を通じて、「読書がもたらす根源的なメリット」を明快に提示しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 読書によって得られる“知的武装”が情報化社会を生き抜く力に
◆ 読書は、自分の価値観や行動を変える最短ルート
◆ 読書をすると、「コミュニケーション能力」が高まる
◆ 読書は、100%のリターンが保証されている投資
◆「長い人間関係をつくる能力」と「環境適応能力」があるのが頭のいい人
この本の中盤・第3部~第4部では、「思考の柔軟性」「対人関係の改善」という側面から、読書の副次的効果が語られます。主なポイントは次の通りです。
◆ 読書は固定観念を壊し、柔軟な頭を育てる
◆ 本を通じて“他人の視点”を体験できる
◆ 本が共通言語となり、人間関係がスムーズになる
◆「広く浅くの読書」で、社会的信用が高まり、出逢いが生まれる
◆「広く浅くの読書」で、時代のトレンドや変化を察知できる
後半の第5部~第6部では、「本の選び方」と「読書を習慣化する22のアクション」がまとめられています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 人生を変えるには、本選びに戦略が必要
◆「速読」ではなく、「スキミング」をする
◆ 移動しながら本を読むことで、知識がより定着する
◆ 読んだ本を「誰かに話す」ことが最大のアウトプット
◆ 読書を習慣にするための“自分のルール化”が鍵
本書の巻末には、特別付録として、人生が好転し、視野が広がる「オススメ本101冊」リストが掲載されていて、参考になります。
この本の締めくくりとして著者は、「結局、読書しか人生を好転させる手段はない」と語っています。
あなたも本書を手に取り、「読書体質」への一歩を踏み出して、人生を豊かにするヒントと向き合ってみませんか?
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では、今日もハッピーな1日を!【3761日目】