「『顔見知りになる』スキルは、じつはとても重要で、人生を変えていくほどの地方を秘めています。たくさんの人と接しているのに、親しくならないのはもったいない。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、鹿児島県生まれ、台湾国立高雄第一科技大学修士課程修了、化粧品会社事務、塾講師、衣料品店店長、着物着付け講師、ブライダルコーディネーター、フリー情報誌編集者など、多くの転職経験を生かし、働く女性のアドバイザー的存在として書籍や雑誌など執筆活動をしている作家、写真家の有川真由美さんが書いた、こちらの書籍です。
有川真由美『どこへ行っても「顔見知り」ができる人、できない人』(PHP研究所)
この本は、できるだけ簡単な言葉で、自分から心を開いて相手を見ようとする「顔見知りになるスキル」の中で、大きな成果が出ることだけを集めて解説している書です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.どこへ行っても「顔見知り」ができる人の共通点
2.内気な人でも大丈夫。「話しかける」コツ
3.「なぜか顔見知りができない」をなくすちょっとしたヒケツ
4.気軽に話せる関係をつくる人のちょっとしたマナー
5.“ 助けてもらい上手”になる方法
6.どこへ行っても、気楽なつながりをつくれる人
この本の冒頭で著者は、「顔見知りになりさえすれば、人間関係はそこから自然に広がったり、深まったり。大切な友人やパートナーへ発展する可能性もあります。」と述べています。
本書の前半では、「どこへ行っても顔見知りができる人の共通点」および「内気な人でも大丈夫。話しかけるコツ」ついて、以下のポイントを説明しています。
◆ 顔を上げて、自分の言葉で「あいさつ」する
◆ 10秒の雑談、スモールトークを
◆ 共通点を見つけて相手に好意や興味を
◆ さりげなく会話に名前を差し込む
◆ 「笑顔」は最強
◆ 第三のことを話題にする「三角話法」
◆ 声かけの「基本型」をもつ
◆ 安心感を与える斜め横から話しかける
◆ お店の人に練習で話しかける
◆「雑談」は内容よりも、言葉を交わすことに意味
この本の中盤では、「なぜか顔見知りができないをなくすちょっとしたヒケツ」および「気軽に話せる関係をつくる人のちょっとしたマナー」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 小さな「自己開示」から関係が深まる
◆「知らない」は弱点ではなく仲良くなれるチャンス
◆ 去り際は大事
◆ 自分の基本情報より日常のエピソードを
◆ 目の前の人との会話に集中する
◆ 前に聞いたことを、さりげなく話題に
◆ 相手のペースの合わせて「待つ時間」を
◆ 相手の話を遮らない
本書の後半では、「“助けてもらい上手” になる方法」および「どこへ行っても、気楽なつながりをつくれる人」について考察しています。主なポイントは以下の通り。
◆「助けてもらい上手」は、好きと隙がある人
◆ 見返りを期待しない「ギブ&ギブ」
◆「お願い」より「相談」してみる
◆ 伝えるべき人に「やりたいこと」を伝えておく
◆「居場所」をつくるには、自分から「受け入れる」
◆ 一緒に体を動かす「大人のクラブ活動」で連帯感
◆「馴染みの場所」で「馴染みのメンツ」」が集まる
◆「ほどほどの距離感」の基準を
あなたも本書を読んで、「親しい人」がみるみる増える魔法の習慣を学び、実践してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3275日目】