「モチベーションが心の中で、どのように設定されて創り出されるのか、どのように動くかの仕組みを理解し、もっとも効果的な活動をするための考え方が必要です。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、東洋大学経済学部を卒業して、日本通運株式会社に入社、情報システム部門や国際輸送部門、海外(米国)現地法人勤務を経験した後、本社IT部門のトップになって「日通ITの野口」と呼ばれるまでになり、現在は独立して、グリットコンサルティング合同会社代表の野口雄志さんが書いた、こちらの書籍です。
野口雄志『自然と「やる気」に満ち溢れるモチベーション革命』(ごきげんビジネス出版)
この本は、心の中のモチベーションの動き、仕組みを解析し、いつもの行動の中から自然にモチベーションを出し、人生をワクワク過ごすことができる考え方を身に着ける書です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.「モチベーション」の正体
2.「やる気」を創り出す モチベーション・ボックスtoha
3.パーソナルモチベーションを成長させる
4.ソーシャルモチベーションは無限大
5.未来志向モチベーションで生きる
6.モチベーションアップ面談
この本の冒頭で著者は、「生き方や働き方に悩んでいる人が、ちょっとした気持ちのもちようで、自然にモチベーションが上がり、目指す姿になる方法」を解説している書です。
本書の前半では、「モチベーションの正体」について、以下のポイントを説明しています。
◆「やるべきこと」を「やりたいこと」に
◆ 外部モチベーションから内から自然のモチベーションに
◆ 自分を誇りに思い、自信を持つ
◆ イキイキ感を引き出す
この本の中盤では、「やる気を創り出す モチベーション・ボックスとは」「パーソナルモチベーションを成長させる」および「ソーシャルモチベーションは無限大」について考察しています。主なポイントは次の通り。
◆ モチベーション・ボックスを育てる:向上心、自愛心、闘争心
◆ 功名心、達成心、充実心、注目心、満足心、利他心、挑戦心
◆ 挑戦による自己変革
◆ 自分を奮い立たせる
◆ 何歳になっても新しいことを始める
◆ 自らの「現在地」を確認
◆ 自らを高める喜び
◆「必ずうまくいく」と考える
◆ 信頼関係がすべての基本
◆ 心理的安全性を高くする
◆ 人の行動は目標によって決まる
◆ モチベーションが高いと人や物事を引き寄せる
本書の後半では、「未来志向モチベーションで生きる」および「モチベーションアップ面談」について解説しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 人は死ぬまで成長し続けられる
◆ 社会の役に立つ生き方
◆ チャレンジできる喜び
◆ 小さな成功体験を積み重ねる
◆「何を何のために」を意識する
◆ 仕事を客観的に再検討することで内発的動機に
◆ 失敗からの改善で、失敗を恐れず挑戦
◆ 利他の心、社会貢献への意識を
この本の締めくくりとして著者は、「行動を起こし、動き出すことで、今までのあなたには見えなかった景色や、知らなかった世界が無限大に増えていきます。」と述べています。
あなたも本書を読んで、自然と「やる気」に満ち溢れるモチベーション革命を起こし、これからの人生をさらにステージアップしていきませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3088日目】