書評ブログ

『頭のいい子にする最高の育て方』

「本当に大事なのは、どんな環境でも適応し、誰とでも仲良く付き合い、困った人がいたら率先して助け、多少の困難も乗り越える力をつけることではないでしょうか。」と提唱し、最高の育て方を論じている本があります。

 

 

本日紹介するのは、京都大学大学院工学研究科・修士課程を修了し、大手メーカーに勤務、一児の母として、息子の知育と仕事の両立をしながら、頭のいい子の育て方を伝える「ハッピーエデュ」の活動をするはせがわ わか さんが書いた、こちらの新刊書籍です。

 

 

はせがわ わか『世界トップ機関の研究と成功率97%の実績からついに見つかった!  頭のいい子にする最高の育て方』(SBクリエイティブ)

 

 

この本は、発達心理学、脳科学などの専門性の高い知見に加え、ハーバード大学、オックスフォード大学、東京大学、理化学研究所など、内外の最先端の研究膨大な数の論文を読んで著者が発見した、成功率97%の実績を上げる「頭のいい子の育て方」とその考え方を紹介している書です。

 

 

 

本書は以下の4部構成から成っています。

 

 

1.コミュニケーション

 

2.生活習慣

 

3.遊び

 

4.学習

 

 

 

この本の冒頭で著者は、「国内外の1000以上の子育てに関係する研究を調べていました。」と述べています。

 

 

つまり、これら膨大な情報源から子育て法を編み出し実際に200人以上の親御さんに実践していただき本当に成果があった方法だけを厳選してまとめたのが本書だ、ということです。

 

 

 

著者が提唱する子育て法では、コミュニケーション法を重視していて、最初にこの能力を取り上げています。

 

 

コミュニケーション力を養うための「子育て法」として、この本では次の9点を重視して解説しています。

 

 

1.子どもの才能を見極める

 

2.子どもの才能を伸ばす

 

3.愛情の注ぎ方

 

4.ご褒美

 

5.父親の大事な役割

 

 

6.言葉の語り掛け

 

7.科学好きに育てるために

 

8.親の感情のコントロール術

 

9.親がしてはいけないこと

 

 

 

次に、生活習慣を採り上げていて、①睡眠、②食事、および③電子機器類との付き合い方、の3点を重点に挙げています。

 

 

とくに、3番目「電子機器類との付き合い方」については、ゲーム機やスマホは覚せい剤に似た依存症があり、知育や健康に害を及ぼす、として幼少期の欲求コントロールの大切さを強調しています。

 

 

 

続けて、遊びについては、①想像遊び、②受容遊び、機能遊び、④創造遊び、という「知育を育む4つの遊び」を紹介しています。

 

 

これらの遊びで、次の「頭のいい子の3つの能力」が鍛えられる、と著者は述べています。

 

 

1.抽象的思考力

 

2.空間認知能力

 

3.楽しみを生み出す力

 

 

具体的な遊びの詳細や、上記の「3つの能力」との繋がりについて、興味ある方はぜひ、本書を手に取ってお読みください。

 

 

 

最後に、学習については、以下の9点について、この本では論じています。

 

 

◆ 知育ドリルに集中させる方法

 

◆ 知育ドリルが解ける方法

 

◆ ひらがなの学習

 

◆ 読解力

 

◆ 数字を唱える、使いこなす力

 

 

◆ 計算力

 

◆ 音楽

 

◆ 英語

 

◆ 習い事

 

 

 

この本の最後には、全体の「まとめ」が分かりやすく記されています。また、著者のはせがわさんは、以下の2冊の教育本大きな学びと刺激を受けたそうです。併せて読まれることをお薦めします。

 

 

 

 

この本は、頭のいい子を育てたいと真剣に考えている親にとって、欲しい情報がすべて得られる一冊で、心から推薦します。

 

 

あなたも本書を読んで、世界トップ機関の研究と成功率97%の実績から作り上げた「頭のいい子にする最高の育て方」を学んでみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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