『実践 ストーリーテリング “論理だけでは伝えにくいこと”が伝わる技術』

2019.04.22 (月)

「人を動かして仕事を前に進めるためには、ファクトとロジックを包含したストーリーが必要である。」と提唱している本があります。

 

 

本日紹介するのは、横浜国立大学工学部大学院を修了の後、建築設計事務所、コンサルティング会社を経て、HRインスティテュートを創業し、現在は同社フェローおよびエグゼクティブコンサルタントで、これまで1000社以上の企業、3万人以上のビジネスパーソンに人財開発コンサルティングを行ってきた野口吉昭さんが書いた、こちらの新刊書籍です。

 

 

野口吉昭『実践 ストーリーテリング “論理だけでは伝えにくいこと”が伝わる技術』(大和出版)

 

 

この本は、「論理だけでは伝えにくいこと」が伝わる技術として、ストーリーテリングの身近な本質や、ストーリーづくりのマクロからミクロにいたる技術、そして歴史的演説からハリウッドの脚本に至るストーリーテリングの実際的な応用までを解説している書です。

 

 

 

本書は以下の6部構成から成っています。

 

 

1.あの人が話すとなぜ動きたくなるのかー数字で頭を刺激し、イメージで心を揺さぶる

 

2.伝え上手は話のデザインが必ずうまいーストーリーは相手軸に立って組み立てる

 

3.記憶に残るフレーズを量産するーストーリーに個性を与える六つのステップ

 

4.人は法則通りに感動してくれるーストーリースクリプトを効果的に使う

 

5.アガリがなくなる語りの安定技術ー自身オーラがあふれ出るデリバリースキル

 

6.心をつかむ一瞬を一流人に学ぶー日本の話芸と米国名演説の共通点

 

 

 

この本の冒頭で著者は、ストーリーテリングの特徴として、次の3点を挙げています。

 

 

◆ たとえ話、エピソード、映像、キャラクターなどを駆使して話に具体性と物語性を持たせる

 

◆ 主張や意見、データも、「こうなる」「こうなった」という頭に絵が浮かぶイメージや情景にして伝える

 

◆ その人らしい「世界観」を強く感じさせる

 

 

 

つまり、ネガティブな内容でも、話の組み立て方伝え方を変えれば、心を揺さぶることができるのです。すなわち、以下の通りです。

 

 

◆ ストーリーには、「心」がある。感情と想いがある。

 

◆ ストーリーには、「リズム」がある。テンポと抑揚がある。

 

◆ ストーリーには、「イメージ」がある。景色と意味がある。

 

◆ ストーリーには、「世界観」がある。価値と特徴がある

 

 

 

続いて、本書ではストーリーテリングの組み立て方や伝え方のポイントが、実例を紹介しながら解説されています。とくに私が共感し、心動かされた「ストーリー・スキル」を以下に挙げます。

 

 

◆ ストーリーテリングは、想いと準備の集大成

 

◆ ストーリーテリングは、心のギャップを埋めて「相手と一つになれる技術」

 

◆ 素晴らしい素材にストーリーテリングをプラスすれば、世界観が生まれる。そして熱狂の渦を巻き起こせる

 

◆ ストーリーテリングは、相手軸思考、「伝える」のではなく「伝わる」ように話す

 

◆ ビジネスのストーリーテリングには、ナラティブ性とロジカル性のバランスが重要

 

 

◆ すぐれたシナリオが感動的なデリバリーを生み出す

 

◆ ストーリーとは個性である

 

◆ アナロジーは世界観をつくり、イメージさせるために使える技術

 

◆ 体温を感じる言葉、魂が込められた語りによって、伝わるストーリーテリングが完成する

 

◆ ストーリーテリングは単なる技術ではなく、生き方、哲学、世界観であり、舞台設定である

 

 

 

またこの本では、魅力的なストーリー作成のプロセスとして、次の6ステップを説明しています。

 

 

1.5Pの整理(何を? 誰に? 誰が? どこで? どんな?)

 

2.コンセプト(世界観)の決定

 

3.素材マップづくり

 

4.プロットとフレームづくり

 

5.スクリプト(原稿)技術の活用

 

6.スクリプトの作成

 

 

この中でとくに、コンンセプト(世界観)が大切で、この有無が一般的なプレゼンとストーリーテリングの違いになります。

 

 

 

この本によって、仕事でもプライベートでも、日々の話にストーリーテリングの技術を活用できるようになることで、豊かなコミュニケーションを実現し、美しく感動的な関係性をつくっていくことができるので、ぜひともお薦めした一冊です。

 

 

 

あなたも本書を読んで、論理だけでは伝えにくいことが伝わる技術「ストーリーテリング」を学んでみませんか。

 

 

 

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