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小川浩『仕事で使える!Facebook 超入門』(青春新書インテリジェンス)

小川浩氏は、東南アジアで商社マンとして活躍した後、マレーシアでネットベンチャーを起業し、香港やシンガポールにも拠点を拡張した。

 

本書は、「中国、インド、フェイスブック」 と呼ばれる通り、国家で言えば3番目の人口規模となるフェイスブックについて、その基本的な使い方から今後の可能性まで解説した本だ。

 

ツイッターやミクシーと比べてどこが違うのか、個人や企業が仕事で使うにはどのようにすればよいかを書いた入門書だ。本書は以下のように展開する。

 

1.なぜ 「フェイスブック」 が注目されているのか
2.すぐに使える、「フェイスブック」 でこんなことまでできる
3.人脈づくり、情報収集、自己ブランディング
4.「フェイスブック」 マーケティング

 

フェイスブックは実名登録が原則で、「いいね!」で繋がりをアッと言う間に作っていく仕組みがある。ライフログとしての記録性やリアルタイムという性質もある。その全ての特徴が世界中の人々の信頼と評価を得ている。

 

これからは、フェイスブックを緩いつながりだけでなく、ビジネスとして活用するケースが増えていくだろう。多くの成功企業も誕生しつつある。

 

個人で情報発信し、ブランディングによってビジネスを展開する成功者も続々と誕生している。多くの可能性をもったフェイスブックへの入り口として本書は最適だ。

 

ソーシャルメディアに関心のある全ての人々に本書を推薦したい。