「タイムマネジメントはセルフマネジメント! 自分の価値観に沿った時間の使い方をすることが重要です。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、青山学院大学卒業、大手旅行代理店に8年勤務。多忙な旅行会社時代の一人暮らしにおいて、100時間を超える残業時間を経験し、段取りの必要性やライフバランスの重要性を知り、タイムマネジメント コーチングを行う Office FONTANA代表で、大手百貨店、電力会社、保険会社、IT関連会社、大手通信建設業、デザイン会社などで1on1コーチング研修、タイムマネジメント研修、コミュニケーション研修、中堅リーダー研修、新人研修等を実施している滝井いずみさんが書いた、こちらのムック本です。
滝井いずみ『図解 時間を「うまく使う人」と「追われる人」の習慣』(明日香出版社)
この本は、時間を「うまく使う人」の習慣と「追われる人」の習慣を比較することで
今の状態を振り返りながら、良い習慣を実践に取り入れやすい内容になっています。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.思考編
2.スケジュール管理編
3.ムダとり・時短編
4.効率アップ編
5.環境・仕組みづくり編
6.メンタル編
7.人生編
この本の冒頭で著者は、「タイムマネジメントに万能薬はありませんが、時間の使い方にはコツがあります。」「自分だけのタイムマネジメントを構築しよう」と述べています。
本書の前半では、「思考編」および「スケジュール管理編」について以下のポイントを紹介しています。
◆ 自分で計画を立て、主体的に行動する
◆ ロングスパンで考えて、時間を味方につける
◆ 睡眠の質を大切にし、戦略的な休息をとる
◆ 時間を可視化して、「自分の時間」を確保する
◆ 不測の事態に備えて、あらかじめ準備をする
この本の中盤では、「ムダとり・時短編」および「効率アップ編」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 着手のスタートが早く、早めに終わらせる
◆ マイルールを設定してスマホを使う
◆ 段取りに時間をかけ、ムダをなくす
◆ 期限を決めて、「タイムプレッシャー」を活用して集中する
◆ 戦略的な先送りをし、リマインドの仕組みを設定する
本書の後半では、「環境・仕組みづくり編」「メンタル編」および「人生編」について説明しています。主なポイントは以下の通りです。
◆「集中できる環境」をつくり、目の前のことに集中する
◆ テレワークをうまく使い、コミュニケーションの回数を増やす
◆ ウェルビーイングを意識して動き、人とのつながりやポジティブ感情を大切にする
◆ 自分と向き合う「ひとり作戦タイム」を持つ
◆ 良い習慣で、自分のコンディションや良い行動をラクに継続し、人生を底上げする
この本の締めくくりとして著者は、「人は物を買う時は、お金で買っていない。そのお金を貯めるために人生を割いた時間で買っている。」というホセ・ムヒカさん(ウルグアイ元大統領)の言葉を紹介しています。
あなたも本書を読んで、仕事もプライベートもうまくいくシンプルな時間術である「心に余裕が生まれる38の習慣」を学び、実践していきませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3693日目】