「昭和から令和の音楽シーンを牽引してきた財津和夫というひとりのアーティスト。団塊の世代の方々にとっては語り尽くせないほどの思い出があるだろう。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1987年福岡県生まれ、NHKディレクターとして「NHKスペシャル」や「クローズアップ現代」などの製作に携わっている川上雄三さんが書いた、こちらの書籍です。
川上雄三『財津和夫 人生はひとつ でも一度じゃない』(集英社新書)
この本は、足掛け4年にわたる財津和夫さんの取材を通して、2021年2月にNHK「ザ・ヒューマン 人生はひとつ でも一度じゃない~財津和夫」として放送された番組では伝えきれなかった財津さんの一挙手一投足、そして著者が感じた財津さんの人間的な魅力を伝えている書です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.順風満帆ではなかった音楽人生ーその光と影
2.ふるさとでの出会いー気づいたことばの力
3.新たな挑戦ー10年ぶりの新曲作り
4.コロナ禍で見つけた光ー新たな指針に
5.詞を書くことで「生まれ変わる」
6.「人生はひとつ でも一度じゃない」に込めた思い
この本の冒頭で著者は、「取材では多くのファンや財津さんと同世代の方々にもお会いすることがあった。」「全盛期を知らない私のような若造だからこそ、財津さんのいまの姿にしっかりと向き合えるはずだ」と述べています。
本書の前半では、「順風満帆ではなかった音楽人生ーその光と影」について、以下のポイントを紹介しています。
◆ 原点の場所は福岡市中心部から徒歩10分の須崎公園の野外ステージ
◆ ビートルズに憧れた学生時代
◆ 僕はふるさとを捨てた
◆ がんを乗り越えて挑んだリベンジツアー
この本の中盤では、「ふるさとでの出会いー気づいたことばの力」「新たな挑戦ー10年ぶりの新曲作り」および「コロナ禍で見つけた光ー新たな指針に」について説明しています。主なポイントは次の通り。
◆ 地元福岡の作詞講座で出会った同世代の人生
◆ ことばにすることで「前を向きたい」
◆ 10年ぶりの新曲は、人生初の「詞先」(後からメロディー)
◆「だいじょうぶさ」という魔法の言葉
◆ コロナ禍で変化する生活
本書の後半では、「詞を書くことで生まれ変わる」および「人生はひとつ でも一度じゃないに込めた思い」について記しています。主なポイントは以下の通りです。
◆ 作詞講座を再開
◆ 紡ぎ出されたことばの力
◆ 詞を書くことで「生まれ変われる」
◆ 人生はひとつ でも一度じゃない
◆ 歌を歌って生きていきたい
この本の締めくくりとして著者は、「がむしゃらに生き続ける財津さんの姿は、同じように生き方に悩む人たちにとって大きなものになる」と述べています。
あなたも本書を読んで、財津和夫の生き方から、「人生はひとつ でも一度じゃない」ことを学び、生まれ変わってみませんか。
2022年6月7日に、YouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』【第235回】財津和夫ー人生はひとつ ただ一度じゃないにて紹介しています。
ビジネス書の紹介・活用法を配信しているYouTubeチャンネル『大杉潤のyoutubeビジネススクール』の「紹介動画」はこちらです。ぜひ、チャンネル登録をしてみてください。
では、今日もハッピーな1日を!【2777日目】