映画クリエイターやYouTuberが教えなかったビジネスに活用する「動画作成テクニック」と「実践ノウハウ」を60の成功法則に整理して公開している本があります。
本日紹介するのは、インプリメント株式会社取締役社長(COO)、クリテイティブ・ディレクターで、日本ペンクラブ会員の木村博文さんが書いた、こちらの書籍です。
木村博文『改訂 YouTube成功の実践法則60』(ソーテック社)
この本は、簡単にマネができるプロの動画制作テクニックと、ビジネスユースからYouTuberまで必須の戦略を「YouTubeチャンネル」活用戦略として完全公開している書です。
本書は以下の4部構成から成っています。
1.YouTube成功の秘訣は3つの「ツ」
2.伝わる動画のつくり方
3.YouTubeに動画をアップする
4.YouTubeを徹底活用する
この本の冒頭で著者は、「ツクル・ツタワル・ツナガル」がうまく絡み合うことがYouTubeを活用するための基本だ、と述べています。
つまり、上記の構成の中で、最初のChapter1にて、「ツクル」「ツタワル」「ツナガル」の3つの「ツ」という総論を説明し、Chapter2からChapter4までは、それぞれ「ツクル」(=動画を制作)、「ツタワル」(=YouTube動画をアップし、各種設定)、「ツナガル」(=YouTubeを徹底活用)という順番にテクニックやノウハウを公開・説明しています。
上記のポイントを60の成功法則として整理して解説していますが、全体としての主なポイントは以下の通りです。
◆ 動画の「クオリティ」を大切にする
◆「時間」と「キーワード数」が見られる動画かどうかの基本
◆ 行動を指示する導線を動画に組み込む
◆ YouTubeチャンネルがブランディングのキーになる
続いて、「伝わる動画制作」のポイントとして、私が共感するのは以下の点です。
◆ 動画の編集は難しくない
◆ 人を引きつける「ネタ」と「台本(ストーリー)」を
◆ 照明でイメージを操作する
◆ ハウツー動画の撮り方をマスターする(音、テロップなど)
◆ 自分に合った動画編集ソフトを選ぶ
本書の後半では、YouTubeに動画をアップする手順が説明されていて、次のポイントが参考になります。
◆ YouTubeガイド「クリエイターアカデミー」を活用する
◆ YouTubeチャンネルを理解して正しく設定する
◆ YouTubeチャンネルをカスタマイズする
◆ YouTube から認められるYouTubeチャンネルにする
◆ ブランディング設定をする
◆ 動画の「タイトル」「説明欄」「タグ」「サムネイル」は重要
◆ YouTubeの編集機能を使う
◆ YouTubeのカードと終了画面機能を使う
この本の最後には、YouTubeの徹底活用として、以下のポイントが主として挙げられています。
◆ YouTubeアナリティクスで状況を把握する
◆ SNSとの連携、Webサイトとの連携
◆ ダイジェスト動画で導線をつくる
◆ YouTubeチャンネルに誘導する
◆ 自分に合った運用を考える
本書で紹介されている成功法則60は、すべて大切なポイントで、実践することにより、YouTubeでビジネスを大きく伸ばすことができるでしょう。
あなたも本書を読んで、YouTubeチャンネルを立ち上げ、ビジネスを加速してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!