「英語がしゃべれる秘訣は、やっぱり『絞り込み×筋トレ』でした。」「英会話と筋トレの共通点は、何を（どこを）先に鍛えるかが重要だ」と述べている本があります。
本日紹介するのは、立教大学を卒業し、元タカラジェンヌの母親の影響を受けて文学座付属演劇研究所の研究生になり、役者を経てMC、ナレーターへの道へ進んだのち、英語学習に没頭してコーチング型英語スクールに転職して英語講師になり、現在は英語学習コーチ、メンタルコーチの船橋由紀子さんが書いた、こちらの書籍です。
船橋由紀子『やっぱり英会話は筋トレ。20の動詞をモノにする反復法』（かんき出版）
この本は、2021年に発売された『英会話は筋トレ。』のコンセプトを受け継ぎ、いわゆる「英会話におけるＢＩＧ３」となる「20の基本動詞」を題材として取り上げ、ネイティブがよく使い、初心者にとって効果的に上達を実感できる動詞ばかりを厳選して説明しているトレーニング本です。
本書は以下の２部構成から成っています。
１．前置詞／副詞
２．基本動詞100例文
この本の冒頭で著者は、「基本動詞100例文」の４大特徴を以下の通り説明しています。
◆ he や she のない「自動化」にフォーカスした例文
◆ 基本動詞20個を「フレーズ」にして掲載
◆ 文法や単語は、中学２年レベルが中心
◆ 短めの例文から、徐々に長く
本書の前半では、「前置詞／副詞」について、以下の20の単語が各１ページずつ、コアイメージと用例が掲載・解説されています。
◆ on、in、at、of、from
◆ for、to、with、about、around
◆ as、off、away、out、forward
◆ before、after、during、up、down
この本の後半では、以下の「基本動詞100例文」について、「コアイメージ」「使い方」「１分間置き換えトレーニング」「１分間穴埋めテスト」および「名言」が掲載・説明されています。
◆ get、have、go、come、take
◆ give、tell、talk、like、want
◆ keep、leave、put、turn、make
◆ work、use、look、think、do
本書のもとになっている前作『英会話は筋トレ。 中2レベルの100例文だけ! 1か月で英語がスラスラしゃべれる。』（かんき出版）も併せて読んでトレーニングすれば、さらに効果的でお薦めです。
この本の締めくくりとして著者は、「本書を通じて、一人でも多くの英語学習者の皆さまが、自分のパーソナルトレーナーとなって『成長した！』と思える体験を自分自身に沢山させてあげてほしいと願っています。」と述べています。
あなたも本書を読んで、「覚えた！」「つかえた！」という大きな成功体験をもとに、「もっとやりたい、もっとできるはずだ」という、自分への自信と未来への期待を抱いて、英会話をものにしたいという、さらなるチャレンジへ向かっていきませんか。
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では、今日もハッピーな１日を！【3277日目】
