「自尊心とは何か」「自尊心をどう高めるか」を中心テーマとしている本があります。
本日紹介するのは、アメリカの著述家で、多年にわたり経営者としてビジネスに携わるうちに「人が自尊心を高め、自らの価値を確信することが、人生における成功や幸福に直結する」といことに気づき、自尊心に関する研究を行っているジェリー・ミンチントンが書いた、こちらの書籍です。
ジェリー・ミンチントン『うまくいっている人の考え方 完全版』(ディスカヴァー携書)
この本は、人生のほとんどすべての局面に大きな影響を与える「自尊心」を、どう高めるかという提案をしてくれる書で、それをどう実行に移すかが大切だ、と述べています。
自尊心とは、「自分を好きになり、他人と同じように自分も素晴らしい人生を創造するに値する人間だと信じる気持ち」のことです。
本書は以下の2部構成から成っていて、5つの小項目に分かれ、全部で「100の考え方」が提示されています。
1.自分を好きになる
2.よりよい考え方を選ぶ
まず最初の「自分を好きになる」については、次の5項目が挙げられています。
1.自分に寛大になる
2.自分を大切にする
3.自分を受け入れる
4.自分の価値を信じる
5.自分の人生を生きる
いずれも「自尊心」を高めるための原点になるもので、私がとくに共感し、実践している「うまくいく考え方」は以下の通りです。
◆ 自分の長所に意識を集中すれば、それはもっと伸びる
◆ すべての失敗は、学ぶための絶好の機会である
◆ 自分にプラスの言葉をかければ自尊心が高まる
◆ 自分は幸せになれると信じる
◆ 自分は今のままで完全に価値がある
◆ 毎日30分、自分のための時間を持つ
◆ 夢を実現するために行動する
◆ まず、自分をほめる
◆ 自分の健康は自分で責任を持って管理する
◆ 自分で考え、自分で決める
◆ 自分の考えを大切にする
◆ 自分のミスはすべて許す
◆ どんな出来事も、いいほうに解釈する
◆ 問題の原因は自分にあることを認める
◆ 自分の人生に起こることすべてに責任をとる
続いて、「よりよい考え方を学ぶ」については、次の5項目が挙げられています。
1.視点を変えてみる
2.自分と出会う 人と出会う
3.ポジティブに考える
4.ありのままの自分を見る
5.自分の手で人生を創り出す
いずれも「自尊心を高める」には大切な考え方ですが、私がとくに共感し、実践している「うまくいく考え方」は以下の通りです。
◆ 自分が重要な存在だと思う
◆ 感謝の言葉やほめ言葉はすぐに口にする
◆ 今、幸せだと気づいている
◆ 困難な状況でも、前向きに考える
◆ 現在に意識を向ける
◆ 人との出会いを楽しむ
◆ いい人間関係を楽しむ
◆ 心の中に静かな場所を見つける
◆ 長期的な目標を立てる
◆ 自分の判断を信頼する
◆ 相手を大切にする
◆ 現実を受け入れる
◆ 幸せは、自分で作り出せる感情だ
◆ 自分らしく生きる
◆ 自分の価値観を大切にする
著者はアメリカの著述家ですが、心理学に造詣が深く、自尊心の重要性を全編を通して強調しています。
ここでいう「自尊心」とは、単なるプライドのことではなく、自分の人格や能力に幸せを感じる気持ちのことです。
著者は、自尊心が人生の質を大きく左右すると主張しています。
あなたも本書を読んで、自尊心を高めて充実した人生を送ってみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!