書評ブログ

『THE TRUMP-傷ついたアメリカ、最強の切り札-』

アメリカの新大統領に決まったドナルド・J・トランプ自身が書いた最新著書で、新政権の政策の骨格が記されている本があります。

 

 

本日紹介するのは、第45代アメリカ合衆国大統領に決まったドナルド・J・トランプさんが書いた、こちらの新刊書籍です。

 

 

ドナルド・J・トランプ『THE TRUMP-傷ついたアメリカ、最強の切り札-』(ワニブックス)

 

 

この本は、アメリカ大統領選の最中に、緊急出版され、ドナルド・J・トランプ共和党候補(選挙により新大統領に選出)本人が書いた政権構想と骨格となる政策を公開した書です。

 

 

著者のトランプさんは、その過激な言動が、国内メディアから叩かれながらも注目を集め続け、ついには新大統領に選出されるまでの支持を獲得しました。

 

 

この本の冒頭で著者は、自らを「現実主義のビジネスマン」と語り、「勝つことこそすべてだ。常に最高であることこそすべてだ。」と述べて、政治家しか経験していない職業政治家や既存の政策を真っ向から批判しています。

 

 

 

本書は以下の18部構成から成っています。

 

 

1.信じられない真実

 

2.再び勝利を

 

3.バイアスのない政治メディア

 

4.移民 国境の壁は良き隣人を作る

 

5.私の外交政策 平和のための戦い

 

6.教育政策の失敗

 

 

7.エネルギー問題 アツくなるのは議論だけだ

 

8.医療保険こそ病の元凶だ

 

9.経済こそが大事なのだ、愚か者め

 

10.「ナイスガイ」は一番になれる

 

11.米国人に生まれたことは幸運だ

 

12.武装する権利

 

 

13.米国のインフラはボロボロだ

 

14.幸せの価値観

 

15.新しいゲームが始まる

 

16.メディアに言いたい 君らの問題は強欲と常識の欠如だ

 

17.機能する税金システム

 

18.偉大なる米国の再生

 

 

この本は、大統領選の渦中に公開した著書ということで、新大統領としての「政権構想」や「主要な政策」として、公約を発表する色彩の濃いものになっています。

 

 

注目すべきなのは、現在のアメリカ社会における最大の矛盾と言われる「格差問題」について、1%の超富裕層に対する99%の国民の不満に応える政策が並んでいることです。

 

 

例えば、中間層を中心に、最も不満の大きい以下の問題について、その原因と処方箋が、明確に示されています。

 

 

◆ メキシコとの国境から侵入する不法移民問題

 

◆ イランへの妥協など混迷する外交政策

 

◆ 奨学金ローンを抱えざるを得ない教育政策

 

◆ 中東依存が抜けないエネルギー問題

 

◆ オバマケアを象徴とする医療保険の病巣

 

 

◆ 米国人の雇用を奪う経済政策

 

◆ 米国軍の武装する権利

 

◆ 米国の老朽化するインフラ問題

 

◆ 幸せの価値観

 

◆ ポークバレル(政府の予算を自分の選挙区に引き込むこと)問題

 

 

◆ 献金で買収される職業政治家のごまかし

 

◆ 1%富裕層とエリート既得賢者の強欲と倫理観の欠如

 

◆ 機能しない税金システム

 

◆ 大手メディアの偏向報道

 

◆ インサイダーや利益団体の悪影響

 

 

これらの問題にメスを入れ、抜本的な改革を、著者のトランプさんは公約しています。どんな利益団体からも一切の献金を受けずに、大統領選を闘ったトランプ氏だからできるのかも知れません。

 

 

本書の巻末には、著者のトランプさんの資産報告書と、主要な所有・管理不動産の一覧が掲載されています。何と100億ドルを超える資産を築き上げた実績が、政策の実行力について説得力を持っています。

 

 

あなたも本書を読んで、2017年1月にアメリカ大統領に就任するトランプの新たな政策について、正確な情報を手に入れませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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