「本書を真剣に読み込み、コツコツと実践していけば、ただ貯金をしたり、場当たり的な投資を繰り返すよりも、はるかに高い確率で経済的・精神的な豊かさを手に入れられるはずだ」と述べている本があります。
本日紹介するのは、月間100万PV超の投資ブログ「たぱぞうの米国株投資」の管理人で、2008年のリーマンショック以降、米国株投資に切り替えて40代で数億円の資産を築いて会社を辞め、資産管理会社を運営してセミリタイア生活を送る、たぱぞうさんが書いた、こちらの新刊書籍です。
たぱぞう『図解でよくわかる たぱぞう式米国株投資~目指せ!資産1億円』(きずな出版)
この本は、著者の投資経験をベースにして、これまでまったく投資をしたことがない人でもわかるように、投資の心構えと、実際の米国株投資の手法をまとめて解説した書です。
本書は以下の9部構成から成っています。
1.巻頭マンガ
2.はじめに
3.投資をしないなんてあり得ない時代になった
4.投資信託について理解しよう
5.じつ は上級者向け? 日本株
6.アメリカ経済が最強なこれだけの理由
7.初心者でもできる米国株投資の始め方
8.投資をする人が知っておきたい考え方と制度
9.巻末マンガ
この本の冒頭で著者は、「銀行で投資をしてはいけない」と指摘し、資産を形成するための3ステップを次の通り示しています。
1.「フローによる収入」を増やしつつ、支出を絞る
2.残ったお金を確かなストックに変えていく
3.「ストックによる収入」をまたストックに変える
続いて、投資する対象と時間を分散するリスク管理を推奨しています。
さらに、投資信託とは何かを説明したうえで、「資産形成はインデックスファンド一択」と提唱しています。
そして、日本株ではなくアメリカ株へ投資することを薦めていますが、それは以下の理由でアメリカ経済が最強であるためと説明しています。
◆ 人口が増加している
◆ GDPが伸び続けている
◆ 投資の法整備ができている
◆ 投資信託の信託報酬が安い
次に、アメリカの代表的な株価指数を紹介したうえで、以下の3つのインデックスファンドへ投資することを推奨しています。
◆ 楽天・全株式インデックスファンド(楽天VTI)
◆ e MAXIS Slim 米国株式(S&P 500)
◆ SBI・バンガードS&Pインデックス・ファンド
本書の後半では、絶対活用すべき制度として、以下の税務上有利な制度を紹介・解説しています。
◆ つみたてNISA
◆ iDeCo(個人型確定拠出年金)
この本の最後で著者は、「投資の黄金律は意外とシンプルだ」として、大切なことは米国株1本の投資信託、または国際分散投資をする投資信託を選ぶこと、と述べています。
あなたも本書を読んで、たぱぞう式米国株投資で、資産1億円を目指してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【2487日目】