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定年前起業への道 ~ 多読とブログの相性がいい理由

ドキュメンタリー『定年前起業への道~57歳からの挑戦!』第24回は、「多読とブログの相性がいい理由」についてです。

 

 

そもそも私は、本を読むことが大好きで、大学時代から始まっていましたが、とくに社会人となったタイミングで毎年多くの本を読むようになりました。

 

 

年間300冊の本を読む生活を33年間続けていて、読破した書籍の累計は1万冊を超えました。好きでなければとてもできない数字です。

 

 

 

 

≪ 多読の原点は旺盛な好奇心 ≫

 

「多読」をする人には、経営者作家が多いことはよく知られています。世の中には「多読」、「速読」、「読書術」などに関する書籍がもの凄く多く出ています。

 

 

それだけ本が好きな人が多いということです。また、私もそうなのですが、感動した本、感銘を受けた書籍は人に薦めたくなります。伝えることでさらに感動が深まるためでしょう。

 

 

「多読」をする人達の中には、「読書」自体を薦めたいという人が多く、それが世に、「読書術」なる書が数多く出版されている理由だと思います。

 

 

それらの「読書術」に関する書籍の中で、まず入門書的な位置づけで、こちらの雑誌【特集】をまずはお薦めします。

 

 

『BRUTUS(ブルータス)2015年1/15号 読書入門』(マガジンハウス)

 

また、この雑誌を紹介する書評は、2014年12月22日付ブログに掲載されています。こちらからどうぞ!

 

 

http://bit.ly/1GscQgv

 

 

この雑誌【特集】の中で、最も興味深いのは、「読書本の読書術」の部分です。要するに、「読書」について書いた書籍を、どんなふうに選び、読んでいったらよいかという入門です。

 

 

こちらに紹介されている「読書本」について、私が感銘を受けた書を以下に挙げておきます。

 

 

 

この本は、91歳の「知の巨人」外山滋比古さんの傑作です。本に出会う楽しさが描かれています。

 

 

 

この本は、速読と精読という2種類の読み方や、その他さまざまな「読書」に関する流儀や技術が書かれています。

 

 

 

本が次々と推薦されて繋がっていく楽しさがわかる本です。84人の方の読み方が分かります。

 

 

 

この本は、作家の立花隆さんの生きざまが書かれています。

 

 

これらの「読書」に関する書では、好奇心旺盛な方々が。それぞれの興味関心を持ったテーマで本を読んでいます。読書量の多い人は、ほぼ例外なく「好きな本」を読んでいるでしょう。

 

 

 

 

≪ ブログのアウトプットに必要な「読書」というインプット ≫

 

 

ブログを毎日更新していると、書くネタがない、という言葉をよく聞きます。実は、ブログ執筆というアウトプットをするには、ある程度のボリュームのインプットが不可欠です。

 

 

電子書籍『人気ブログのつくり方』を書いた、かん吉さんも、読書をして書評を書くようになってから、ブログに書くネタについて困ることがなくなった、と言っています。

 

 

イントプットをすればこそ、ブログ更新というアウトプットが可能になるのです。

 

 

また、先程紹介した作家の立花隆さんは、1冊の本を書くためにはその百倍の100冊の本を読まねばならない、と言っていて、実際にその通りにしているそうです。

 

 

立花さんの著書は、ゆうに100冊を超えているので、それだけで1万冊の本を読んでいることになります。作家に「多読家」が多いのもうなづけます。立花さんは、数万冊の蔵書通称「ネコビル」と呼ばれるビルの書庫に保管されています。

 

 

作家の中でも、現役では断トツの蔵書数なのが渡部昇一さんでしょう。何と15万冊の蔵書に囲まれて生活しています。

 

 

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また、上の写真にあるように、自らの書斎と青春の読書歴を紹介する次の書籍を出版しました。

 

 

渡部昇一『渡部昇一 青春の読書』(ワック)

 

 

 

執筆という「アウトプット」を職業とする作家は、それだけ膨大な「インプット」をしている、ということだと思います。

 

 

私自身の経験でも、ブログを毎日更新していくには、だいたい10倍くらいの「インプット」が必要だと感じます。必ずしも書籍を読むことだけではなく、生活や行動をすべて含めた経験ですが。

 

 

しかしながら、「読書」は、著者の人生を追体験できるという意味で、他にはないほど効率的な、凝縮された「インプット」ではないかと思います。

 

 

 

2015年11月1日の「定年前起業」まで、あと143日です。皆さまの温かい励ましや応援をどうかよろしくお願いいたします。