書評ブログ

定年起前業する人の教科書『マイナスな人生でもプラスになれる生き方』

「あなたが本当にやりたい仕事は何ですか?」と呼びかけ、エリートじゃない “ 普通の人 ” が、自分のやり方で手に入れた成功のストーリーを紹介した本があります。

 

 

本日紹介するのは、「好き!を仕事にした26人のストーリー」を描いた、こちらの書です。「定年前起業」をする人の教科書としてお薦めの一冊です。

 

 

かさこ『マイナスな人生でもプラスになれる生き方』(共栄書房)

 

 

 

この本の著者であるかさこさんは、年間8万枚の撮影、年間90万字の執筆をこなす、写真も撮影できるライター、すなわち「カメライター」です。

 

 

トラベルライター、金融ライター、不動産ライターで、ブロガーでもあります。大手サラ金でトップセールスマンになった後、編集・ライター・カメラマンなどの仕事を経験して2012年2月よりフリーになりました。

 

 

かさこさん自身の生き方が、まさに本書のテーマである「好き!を仕事にした人生」ではないかと感じます。実際に、本書の「番外編」で、かさこさんのストーリーも紹介されています。

 

 

 

本書は以下の9部構成より成っています。

 

 

1.はじめに-マイナスな人生でもプラスになれる!

 

2.情熱の巻 (4名)

 

3.発信の巻 (5名)

 

4.転換の巻 (4名)

 

5.復活の巻 (5名)

 

6.波瀾の巻 (4名)

 

7.発見の巻 (4名)

 

8.番外編 (1名)

 

9.あとがき-100の言い訳より1の行動

 

 

ここで採り上げられて上記26名プラスかさこさんのストーリー(計27名)は、どれも心を揺さぶられるものがあります。

 

 

今では、皆さん成功されて、自分の好きなことを仕事にして自由に生きていると感じます。ただ、そこに至るまでの、人生の様々な局面における決断が、今日に繋がっているのでしょう。

 

 

共通するのは、あとがきにもあるように、「100の言い訳よりも1の行動」という、まさに「行動力」ではないでしょうか。

 

 

確信まではないけど、まずは行動してみて、失敗したらやり方を変えて、再度行動してみる。その繰り返しができることで、一歩一歩、成功に近づいてきたのではないかと思います。

 

 

 

今回、紹介されている26名の中で、私は以下の3名の方を知っていますが、いずれも「生き方」がとても魅力的な方々です。

 

 

1.永田知之 (カメラマン) <情熱の巻>

 

2.三宅哲之 (天職デザイナー)  <復活の巻>

 

3.森透匡 (コンサルタント) <波瀾の巻>

 

 

 

人生は一度しかなく、誰でも必ず転機となる時期や出来事が起こるものです。そうした時に、自分がどう考え、どう判断するか

 

 

そして、「どう行動するか」が、その後に「人生の質」を決めるのではないでしょうか。この26名プラス1名・かさこさんのストーリーは様々なことを教えてくれます。

 

 

「定年前起業」を目指す人には、大きな勇気をくれる「教科書」として、ぜひ本書の一読をお薦めします。

 

 

私も、本書に描かれたストーリーに改めて触発され、起業に向けた思いを再確認いたしました。2015年11月1日フリーランスのブロガーとして、「定年前起業」を実行します!

 

 

では、今日もハッピーな1日を!

 

 

50代からの人生設計ができる読書術

無料レポートはこちら »