2017年9月9日(土)に開催されたDAF9(第9回ドランク・アカデミー・フェス)というユニークなイベントに、初めて出演者として参加したレポートをお届けします。
今回は、通常のイベント参加レポートではなく、出演者の立場から見た、DAFというユニークで独特の魅力を持つイベントの詳細報告です。少し長くなりますが、ぜひお付き合いください。
まず、私がそもそもこのイベントに出会ったのは、2017年6月17日(土)に開催されたDAF8(第8回ドランク・アカデミー・フェス)に観客として参加したことでした。その時の様子は、2017年6月21日付ブログ記事から3日間連続で『初めてのDAF8レポート』として掲載しました。
このレポート3回分を読んでいただければ分かる通り、DAF(ドランク・アカデミー・フェス)というイベントは、通常のセミナーや講演会とは異なり、ステージの出演者と会場の観客が一体となった雰囲気、またひとり10分間のパフォーマンスに凝縮された熱いメッセージ、さらに出演者18名全体のチームワークとストーリー、インタビューや交流タイムも含めたMC兼主催者・西澤一浩さんによる運営全体のコーディネートなど、見どころが満載で、且つ6時間もの長丁場のイベントがあっという間と感じるようなエキサイティングな場です。
今回のDAF9に私、大杉潤が出演させていただくに至った経緯は、まずこのDAF8を見て感動し、ぜひこのステージに上がってみたいと感じて、7月22日(土)に行われたDAF NXT7に参戦したことでした。
DAF NXT7の様子はこんな感じです。赤坂の鶏のから揚げが美味しいお店「鶏ダイニング Bird Place」で、ゆるく集まって、でも真剣にトライアウトが行われます。
ここで「トライアウト」にチャレンジし、自分なりに、相当準備してパフォーマンスを披露させていただきました。そこで、DAF出演回数の多い3名の方々に、ほんとうに有益なアドバイスをいただきました。
アンディ中村さん(6回出演)、大谷更生さん(9回連続出演)、眞喜屋実行さん(9回連続出演)の3人の方々です。この時の内容は、企業秘密でこのブログには書けませんが、今回のDAF9における私のパフォーマンスの骨格がこの場で出来上がりました。実際に自分のパフォーマンスを披露してみて、おぼろげながら感覚を掴めたことと、その時いただいたアドバイスが本番では、ほんとうに役立ちました。
そして、追加参戦という形で、急遽出演が決まったのが8月の初め、DAF9本番の9月9日まで1カ月しかないという時期でした。
本番で披露するネタをどうブラッシュアップしていくか、また表現方法をどう工夫するか、最後に伝えるメッセージをどういう言葉にするか、他の出演者との調和やDAF9全体の構成や流れに、初出場の自分がどう貢献していけるのか、考えて準備すべき課題が満載です。
急遽、DAF9に参戦させていただくことになったものの、準備期間の短さと、これまで自分が研修講師として登壇してきた現場とDAFのステージとのギャップに、悩む日々が続きます。
そうして途方に暮れていた時に、主催の西澤さんが用意してくれていた2つの「貴重な学ぶチャンス」に、何とか仕事のスケジュールを調整して、参加させていただきました。
1つ目は、8月27日(日)に初の地方開催として行われた「DAF函館公演」です。出演者がDAF出演回数も多く安定感に定評のあるベテラン7名で、当日朝のリハーサルから参加して、本番後の打ち上げ会まですべて参加させていただきました。
函館へ行ってみようと思ったのは、その他に、①DAF8やDAF NXT7でお会いした函館の島香奈未さんが一生懸命、函館にDAFを誘致して準備や集客に取り組んでいるのを応援したかったこと、②ご著書の書評を書いた縁で知り合いだった函館の葵井美香子さんに久し振りに再会できること、そして、③今年は夏休みを取れていなかったので、空き時間にもう一度、函館の夜景を見に行きたい、という3つの理由もありました。
結果として、出演者7名の皆さんによる「真剣勝負の本番準備」や、実際のパフォーマンス、そして主催者・西澤一浩さんの運営の素晴らしさが、目の前でこの目で体感できたことが、DAF9に向けて、とても参考になりました。DAF函館公演の様子は、2017年9月3日付ブログ記事に記していますので、ぜひご覧ください。
2つ目の「貴重な学ぶチャンス」は、直前勉強会です。私は最終の回になる8月30日夜の部に出席させていただきました。
一緒に参加した笑助さん(4回目出場)、福山道子さん(初出場)とともに、主催の西澤さんから、本番での留意事項、現在までの仕上がり具合い、メッセージの届け方、全体構成や流れなどについて、貴重なアドバイス・意見をいただきました。
また、勉強会参加者同士でも、お互いのメッセージや構成について、率直な感想、意見を語り合い、それぞれ方向性が固まった気がします。
私の場合は、入場曲も確定し、「何を伝えるか」という核の部分が固まり、とても有意義な事前勉強会となりました。とくにDAF初出場となる方は、この事前勉強会に絶対に出た方がいい、と思います。ほんとうに役立ちます。
以上のような経緯を経て、いよいよ9月9日(土)のDAF9開催日を迎えました。イベントの概要は以下の通りです。
1.日 時; 2017年9月9日(土)12:30~18:40
2.場 所; BASEMENT MONSTER
(東京都北区王子1-18-5 アークホテル地下2F)
3.登壇者; 計19名(A~Dの4ブロック)
4.ブース; ドリンクバー、唐揚げスタンド、ストレッチブース、占いコーナー、書籍・グッズ販売コーナー
5.主 催; MC 西澤一浩
実は、上のノート型パンフレットで誤植が前日に判明。3人目の井出留美さんが、何と2人目「石川和男」さんの名前が続く形になってしまいました。
「石川和男」さんが2名登場することになっていまいます。井出留美さんはどこにも見当たりません。
まずは、ステージ上にMC・西澤一浩さんが登場です。DAF8の時と同様に、トレードマークの猫Tシャツ姿で、軽快なオープニングトークを披露します。そしてパンフレットの誤植のお詫びから話を始めます。
その後、出演者からはミスを「笑い」に変えるギャグを連発。会場全体を盛り上げるネタにして、明るくミスを笑い飛ばしてしまいました。
続いて、出演者全員(1名はやむを得ない事情で遅刻のため18名)の入場、そしてDAF恒例の乾杯でスタートします。
さていよいよ出演者のパフォーマンスが開始。全体の構成は、A~Dの4ブロックから成り、A~Cブロックは、それぞれ前半と後半に分かれます。
まず最初のAブロック前半は、以下の3名が登場です。
【教官枠】 七條 千恵美(4回目)
【食命枠】 井出 留美(4回目)
【婚活枠】 根来 有香利(2回目)
トップバッターの重責を担ったのは、七條千恵美さん。元JAL(日本航空)のCAで、かつ後半はCA訓練生の教官を務めて数々の実績を残した方です。
七條さんの話で印象に残ったのは、「ファーストクラスの乗客がすべて人格者というわけではなく、困った人もいる」ということ。もちろん、エコノミークラスにも立派な方は大勢います。
乗客の乗っている座席のクラス(グレード)と人格や人間としての立派さは決して比例しません。
そして今回も、オープニングのアナウンスと、エンディングの次の出演者へ繋ぐアナウンスは実に見事でした。まだ会場全体に緊張感が漂う中で、井出留美さんを「石川和・・・」とわざと間違えて、すぐに訂正して紹介するパフォーマンスは、プロの技です。こちらの著書も好評。
続いて2番目に登場の井出留美さん。いきなり誤植の「石川和男」ネタで笑いを取ります。
井出さんの話は前回のDAF8でも食品ロスの実態に衝撃を受けましたが、今回は自身の経歴と、ニワトリを捌いて食肉にする体験を披露します。
食べ物はまさに動物の「命」と引き換えに得られるもので、決して無駄にしてはならないというメッセージは心に響きました。
また、出版して世の中に訴える人は、①愛、②衝動、③伝えたいことの3つがないと本を書く資格がない、という言葉の紹介は、ドキリとさせられました。こちらの著書はお薦め。
3番目に登場は、根来有香利さん。前回は、高級宝飾品を1億円売る話でしたが、今回はテーマを変えて「婚活」についてです。
根来さんは、結婚を前提とした男女のお付き合いについて、実例を紹介してリアルに話してくれて、引き込まれます。ラーメンの替え玉まで奢ってくれない男性を女性はどう感じるのか。
そして、①信頼、②満足、③リピートの3つが大切なのは、高額品のセールスでも婚活でも共通という結論は、ご自身の経験に裏づけされているので説得力があります。こちらの1億円販売の著書と婚活ブックも注目です。
続きまして、Aブロック後半はこちらの3名。
【雑音枠】 大須賀 淳(2回目)
【妄想枠】 福山 道子(初出場)
【出版枠】 朝倉 真弓(3回目)
Bブロック後半の最初、全体で4番目の登場となったのは、大須賀淳さん。音楽をすべて自分で録音・編集して披露する「音のスペシャリスト」。今回は、「雑音」がテーマです。
大須賀さんの話は、難しい話をやさしく伝えるパフォーマンス。雑音とはノイズとも言い、①シチュエーション(環境)、②リズム、③フィルタリングの3つの要素で、意味のある音や音楽になる、ということです。
実際に音を出して実演しているので、「なるほど」という納得感があります。「美女枠」と呼ばれたAブロック6名のなかで「黒1点」となった大須賀さん、いつも以上に力が入っている様子も。こちらの著者もあります。
全体の5番目は、初出場4名の中でトップバッターとなった福山道子さん。7月のトライアウトも8月の事前勉強会も一緒に学んだ仲間なので、私もステージ近くの物販コーナーから成功を念じて応援していました。
当日朝のリハーサルや待機時間にはかなり緊張されている様子が伝わってきましたが(私も同じです!)、ステージに上がると、力強く「妄想は行動力の原点」というメッセージを発信。
また、自分の波乱万丈の人生を吐露して、数字や論理的思考が苦手な起業する女性の指導者として邁進するに至った経緯の話は、熱い思いが感じられ引き込まれました。
Aブロックの最後、6番目は、フリーライターの朝倉真弓さん。私にDAFを教えてくれた恩人で、出版に熱い思いを持つ共通点もあり、注目です。
朝倉さんは2016年より「ストーリーライター」として時代の要請に合った新ジャンルを切り拓いて活躍中。
今回は「出版をビジネスに活かす」という、私の関心ど真ん中のテーマで話をされました。ライターとして長く出版業界に身を置いてきた経験から、次の2点が大切とのこと。
1.対象の想定読者が誰か、ブレないこと
2.時には編集者とケンカもせよ
なるほど、出版を経験した人なら分かりますが、「俺の話も聞け!」というメッセージは、強く強く、響きました。心からの「共感」です。こちらの著書はお薦め。
Aブロック修了後は、交流タイムで、鶏のから揚げやドリンク、書籍など物販コーナー、そして名刺交換をする人たちで、短い休憩時間も大賑わいでした。
続いて、Bブロック前半の3名が登場。こちらの3人です。
【心理枠】 前田 京子(初出場)
【動画枠】 水越 浩幸(9回目)
【恐妻枠】 大谷 更生(9回目)
Bブロックの最初、全体の7番目は、初出場の心理カウンセラー・前田京子さんです。
前田さんのメッセージはパワフルで、睡眠の大切さを話してくれました。目を閉じ、深呼吸して、23:00~2:00はしっかり眠ることが、メンタル面の強化にも繋がります。
さすが心理カウンセラーで、前田さんの言葉には力があります。だんだん出番が近くなって、私は緊張しながらステージ近くの物販コーナー付近で聞いていましたが、会場の空気を見事に掴んでいました。
睡眠については、「私が言っているだけでなくスタンフォードも言っている」と紹介して、笑いを取っていました。力強いメッセージに魅かれて、私も思わず物販コーナーで、こちらの著書を購入しました。読むのが楽しみです。
Bブロックの2人目、全体の8番目に登場したのは、インターネットテレビ「どんどん夢が叶う・メディカツ」を毎週配信して、350回を超えている水越浩幸さん。
若い時に自ら作ったという「Catch a Way」という曲に乗って登場し、颯爽と歌い上げます。小さい頃から好きだった音楽を、何年も経ってから「メディカツバンド」という形で実現し、CDまでリリースしたというから素晴らしいです。
先日、メディカツ8年目突入を記念して、下北沢で「メディカツバンド」のライブ兼トークショーがあり、私も参加させていただきましたが、ほんとうに夢を叶えている姿を拝見し、感動しました。
今回のDAF9でのお話も、実家が営む印刷会社の仕事が好きになれず、自ら別の仕事を目指した経験から始まります。印刷会社は「誤植」があると、全部やり直しになってお金がいただけない、そういう大きなリスクを抱えて心が休まる時がない、という話でした。
今回のパンフレット・ノートの誤植というミスを、皆で笑いに変えていこうという配慮に、大笑いしながらも涙が出そうになります。
でも、印刷業という事業の厳しさ、時代の変化、そしてその印刷会社の中で、「動画」をビジネスにしていくという方向転換の発想が道を切り拓いてきた、という経験談は、心に響きました。息子さんが父親の背中を見て「ジオラマ」(実物を正確に縮小した模型)制作で活躍する話も感銘を受けました。
水越さんは、「自分TV」を提唱し、動画でビジネスを拡大して夢を叶えるサポートをしています。こちらの著書は私も読ませていただきましたが、多くの事例も掲載されていてお薦めです。
続いては、Bブロック前半の最後、全体の9番目で、問題整理の専門家である大谷更生さんが登場しました。
大谷さんは、全国恐妻組合連合会の事務局長で、小冊子『恐妻家の掟』を発行されています。私も休憩時間に念願だった、この『恐妻家の掟』を手に入れました。
今回は、この『恐妻家の掟』の30番目「妻の反応に一喜一憂しない」について、解説してくれました。大谷さんによれば、一喜一憂しないコツは以下の3つ。
1.受けとめる
2.質問する
3.期待しない
この3つを心がけていれば、妻の反応を受け止め、「、「妻のアドバイスは世界一正しく世界一厳しい。だから妻のアドバイス通りにすれば必ず成功する」という境地になれるのでしょう。
因みに、全国恐妻組合連合会の会長は、奥さまです。大谷さんのこちらの著書もお薦めです。
続いて、Bブロック後半は、次の2名。
【人生枠】 岡 雅代(初出場)
【現役枠】 大杉 潤(初出場)
Bブロック後半の最初、全体の10番目で登場したのは、岡雅代さん。「翼をください」の曲にのって現れ、同じ初出場同士、私のすぐ前の出番ということで、祈るような気持ちで応援します。
岡さんは、人を育成するプロで、FP取得や士業ネットワーク、フィリピン不動産を含めた総合的な資産運用の知識を持って経営者や起業家のサポートで活躍されています。
今回のテーマは、私と同じ問題意識で、人生100年時代をいかに生きるべきか。岡さんは1億円を貯める方法を数字で示し、「不可能ではない」と呼びかけます。
会場にいる多くの聴衆からは、「ポーズがカッコイイ」という声が上がっていました。
そしていよいよ、Bブロック後半2人目、全体の11番目で私、大杉潤の出番となりました。大好きなハワイアンソング「カイマナヒラ」の曲で登場です。
今回のDAF9で私が伝えたメッセージは、人生100年時代の生き方について。老後の三大不安と言われる「健康」「お金」「孤独」をいっぺんに解決できる方法がある、というメッセージです。
それは「85歳まで現役で働く」こと、生涯現役というライフスタイルです。そのためには、人生で働く期間を3つのステージに分けて、働き方をチェンジしていくこと。
第1ステージが会社員、第2ステージが起業して好きなことを仕事にし、ある程度、働く時間も場所も自由に選ぶ働き方。そして第3ステージが私も70歳をターゲットにして目指す「好きな仕事だけをして、好きな場所で、好きな時間だけ働く」究極のライフスタイル。
私の場合、それは「ハワイで執筆業一本で食べていく」という働き方です。そこで誰もがぶち当たる壁が「家族の反対」、とりわけ「妻の反対」です。
私がお薦めする方法は、全国恐妻組合連合会の事務局長・大谷更生さんの持論と同じ、妻を立てること。具体的には、ビジネス書で学んだ『今すぐ妻を社長にしなさい』を実践することです。もう1冊、続編の『とにかく妻を社長にしなさい』も併せて紹介しました。
そして、私のデビュー作で、月刊『モノクロ』のビジネス書最強格付ランキング「ベスト30」で第23位に選ばれた、こちらの著書を紹介させていただきました。
この後、また交流タイムとなりました。私の本も数名の方々に購入いただき、サインをさせていただきました。感激です!
そして後半戦、Cブロック前半は、こちらの3名です。
【MC枠】 丸山 久美子(5回目)
【OA 枠】 大内 優(4回目)
【恥識枠】 福田 剛大(9回目)
Cブロック前半の最初で、全体の12番目は、リピート率90%以上というフリーMCの丸山久美子さん。いきなり、猫Tシャツを愛好する「ニャンティーズ」を全員、舞台に上げて盛り上げます。
今回から私も猫Tシャツをゲットしてニャンティースの仲間入り、舞台へ上がりました。
そして、ニャンティーズの集合写真を撮影しますが、硬い表情にダメ出し。作戦会議で、ピースサインを作って再撮影。全員が見違えるように「笑顔」になります。
結局、ニャンティーズは全員、ステージに上がったまま、丸山さんの応援団として、その後の解説も集合したまま聞いていました。でも、これだけの大がかりなパフォーマンスを時間内に仕上げ、会場を盛り上げる手腕は素晴らしいの一語です。
次にCブロック前半2人目、全体の13番目は、元TVマンの大内優さん。
大内さんの話も迫力があります。講師オーディションにもエントリーしていて、OA枠は、オフィス機器ではなくて、オン・エアです。テレビというメディアをいかに使ってビジネスを伸ばすか、という興味深い話です。
自らのTVレポーター、報道記者の体験から、「台本の覚え方」3箇条を次の通り披露してくれました。
1.動きで覚える
2.映像で覚える
3.忘れたら開き直る、諦める
まさに体験を元にした臨場感あふれる話なので、引き込まれます。そして、朝の報道番組で、キャスターの小倉智昭さん、安藤優子さんから来る質問にいかに答えるかの秘話が語られます。
報道記者、レポーターの間では、台本通りに質問してくる小倉さんが人気。安藤さんは、1つか2つは台本にない質問を突然、投げかけてくるので困るそうです。そこで「安藤優子対策」は、耳からイヤホンを外してしまえ、ということ。
ウソのようなホントの話でした。小倉(O)、安藤(A)についての話なので、OA枠だ、という落ちも見事です。大内さんの、こちらの新刊著書は「ここまで書いちゃうの」と大反響です。
続いて、Cブロック前半の最後、全体の14番目は、福田剛大さん。いつもは「名刺枠」で、名刺のスペシャリストなのに、今回は珍しく「恥識枠」という、よく分からないエントリーで注目です。
実は、福田さんは、丸山久美子さんの「ニャンティーズ」に対抗して、猫よりかわいいパンダのTシャツを着て勢力拡大を図っていました。
ところが、多くのパンダTシャツを収集して、さらにいろいろ調べていくと、パンダは何とネコ科の動物であることが判明。潔く無知を認めて、ニャンティーズとの和解が成立しました。
福田剛大さんは名刺・プロフィール作りの専門家で、こちらの著書は私も読ませていただきましたが、とてもいい本でお薦めです。
それにしても、Tシャツの収集は凄いものがあり、パンダのTシャツも奥が深いと、改めて感銘を受けました。このCブロック前半は、人気講師の大内優さんを挟んで、ニャンティーズのMC丸山久美子さんと、パンティーズ(パンダTシャツ)の福田剛大さんが対決後に和解する、という何ともドラマチックな展開となりました。
さらにCブロック後半は、こちらの2人が登場しました。
【迅速枠】 長谷川 孝幸(6回目)
【仲間枠】 石川 和男(9回目)
まずはCブロック後半1人目で、全体の15番目は、風土刷新コンサルタント、失敗回避アドバイザーの長谷川孝幸さん。
実は、長谷川さんは病院に寄って点滴を受けてから会場に駆けつける非常事態ながら、落ち着いたステージでの話しぶりでした。「やることは早い方がいい」というメッセージはまさにその通り。
遅すぎると怒られるが、早すぎて怒られることはない。また、早ければ「自信があるように見える」、「やる気があるように見える」、「この人で大丈夫だと思われる」、「仕事がもらえる」という好循環になるそうです。
そして、やることが遅い人の特徴は以下の5点。
1.移動が遅い
2.作業が遅い
3.着手が遅い
4.段取りが悪い
5.時間を計っていない
そしていつもと同じように、「ちょうど10分、さようなら。」と言って、ステージを後にしました。カッコいいです。長谷川さんのこちらの著書も注目です。
次にCブロック後半の2人目、全体の16番目として、石川和男さんが登場。8月のDAF函館公演では、トリを務めて見事な締め括りのメッセージが決まったベテラン講師です。
今回は、銀河鉄道999の曲とともに登場して、「仲間を出し抜く仲間枠」の話で、「行動だけが人生を変える」というメッセージです。
石川さんのアドバイスは、①とりあえず3分間だけやってみる、②5秒以内に行動する(嫌だと認識するのに5秒かかる)、③いくつか試して3つだけ3カ月続けて習慣にする、ということです。
そして、最後のメッセージは、DAF にかけて、次の通り。
D; 大丈夫だよ
A; あなたなら
F; 振り向かないで、前を向いて生きましょう!
石川さんはビジネス書を数冊、出版されていますが、こちらの著書はお薦めです。
石川和男さんのエコー入りのラストメッセージが決まったところで、交流タイム。今回、初出店の占いや、常連出店の整体マッサージも盛況でした。
そしていよいよ、最終のDブロックは、こちらの3名です。
【修造枠】 桑野 麻衣(3回目)
【楽天枠】 笑助(4回目)
【販促枠】 眞喜屋 実行(9回目)
Dブロックのトップバッター、全体の17番目は、接遇マナー研修講師の桑野麻衣さん。今回で、ブルゾン千恵美のネタは見納めということで、気合が入ります。
あなたの心に火をつける研修が大好評の桑野さんの今回の話は、嫉妬という感情について。自分自身の経験を語り、「嫉妬は近い人にしか感じない」、「嫉妬は成長の源泉、可能性を知らせてくれる」というメッセージは心に響きました。
いよいよ出版も決まり、桑野麻衣さんのますますの活躍から目が離せません。11月8日(水)には待望の(米谷学さんの方が待望?)ツタチャン出演も内定しました。
Dブロック2人目、全体の18番目は、ヒッチハイクで人生を変え、旅人姿がトレードマークの笑助さん。
今回の話は、「単純作業の仕事を楽しくやる」ための3つのコツ。笑助さんの体験から得た結論は次の3つです。
1.楽しくしてみようという自分の工夫
2.応援をしてもらう
3.車に乗せてもらうなど結果が出ると自信を持つ
そして、これはすべてヒッチハイクだけでなく仕事でも共通で、転落を救ってくれたのが楽天カードだった。なるほど、と皆さん納得のメッセージでした。
そして今回DAF9の大トリを務めたのが、9回連続出場の「しかける販促マン」の眞喜屋実行さん。
今回の話は、これまでの専門分野である「販促」ではなく、オープニング曲にあった「負けないこと」、「諦めないこと」、「信じること」、・・・・いったい何が一番大事なのか、と問いかけます。
何と、この日登壇した、全出演者のレビューを、ひと言でまとめたメッセージにして披露しました。今この時しかできないこと、として生で見ていて自分が感じたことを一言コメントで表現していきます。
出演順で、写真を貼ったフリップを用意してステージ上で解説。切れ味鋭いレビューで、会場を大いに沸かせました。さすがにDAF9のトリに相応しい、圧巻のパフォーマンスです。
眞喜屋実行さんは、販促のプロフェッショナルで、こちらの著書2冊は、実践的でとても役に立ち、お薦めです。
眞喜屋さんの今回の出演者パフォーマンスのレビュー紹介は、出演者にも大好評で、イベント終了後に多くの出演者が、自分の紹介ページと一緒に記念撮影をしていました。私も記念に1枚、お願いしました。
そして、イベントのエンディングは出演者19名全員が再びステージに登場して、皆さんにご挨拶です。
続けて、出演者全員の写真、および会場の皆さんを含めて全員の記念写真撮影が行われました。
最後は、DAF恒例の1本締め。MC西澤さんの掛け声で、1回で決まりました。
さらに、出演者によるカーテンコールでお礼の挨拶、退場となりました。
なお、今回のブログに使用させていただいた写真は、私自身が撮影したもののほか、フォトグラファーの松崎元気さん、撮り鉄ワールドを運営する平島明男(カージ平島)さんほかより提供の写真を掲載させていただきました。ここに心からの感謝を申し上げます。
平島さんが運営するFacebookページ「撮り鉄ワールド」は、こちらです。
https://www.facebook.com/carditoritetsu
さて、次回のDAFですが、記念すべき第10回目となり、12月2日(土)12:30より「DAF10」として開催されます。
さらに、この「DAF10」あるいはそれ以降のDAFに出演したい方は、DAF NXT という、トライアウトの場があります。このブログにも書きました通り、とても有益な場ですので、出演希望の方はぜひ、チャレンジすることをお薦めします。
次回は、10月7日(土)13:00より、「DAF NXT8」が、赤坂の「鶏ダイニング Bird Place」(港区赤坂3-12-10 赤坂サンビル4F)にて開催されます。
なお、12月2日(土)開催の「DAF10」出演者発表(第1次発表)が間もなく行われます。先行申し込みのお得な時期に、ぜひお申し込みをお待ちしております。
私、大杉潤は、「まちの本屋」再生プロジェクトとして、クラウドファンディングにより、読書交流会とトークショー・イベントを開催しています。
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では、今日もハッピーな1日を