「センスとは生まれながらにもっているものだけではなく、後天的に身につけられる」「あなたは ”センスの原石” があるからこそ、『自分はセンスに自信がない』などと気づけるのです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、鹿児島県生まれ、台湾国立高雄第一科技大学修士課程修了、化粧品会社事務、塾講師、衣料品店店長、着物着付け講師、ブライダルコーディネーター、フリー情報誌編集者など、多くの転職経験を生かし、働く女性のアドバイザー的存在として書籍や雑誌など執筆活動をしている作家、写真家の有川真由美さんが書いた、こちらの書籍です。
有川真由美『センスいい人がしている80のこと』(扶桑社)
この本は、「センスがいい人がしていること」を集めて伝えることで、あなたの「自分なりのセンス」に向き合うきっかけにしてもらうための本です。
本書は以下の7部構成から成っています。
1.センスのいい暮らし
2.見た目で感じるセンス
3.センスのいい人のお作法
4.言葉が伝えるセンス
5.センスのいい人は遊びがうまい
6.センスのいいひとづき合い
7.仕事だってセンスよく
この本の冒頭で著者は、「センスがある人はいいな」と感じる人に、次の2つのことを伝えたいと述べています。
◆ センスとは、生まれながらに持っているものだけではなく、後天的に身につけられる
◆ ”センスの原石” があるからこそ、「自分はセンスに自信がない」などと気づける
本書の前半では、「センスのいい暮らし」および「見た目で感じるセンス」について以下のポイントを説明しています。
◆ 好きだからで選ぶ
◆ 私だけの「センスのお手本」を見つける
◆「違うもの」はあっさり手放す
◆ 推しの器を普段使いする
◆ 1日一回、「ひとり時間」をつくる
◆ まず、「清潔感のある人」をこころがける
◆「20年使えるもの」「100年使えるもの」を意識する
◆ 自分を輝かせてくれる「色」をもつ
この本の中盤では、「センスのいい人のお作法」「言葉が伝えるセンス」および「センスのいい人は遊びがうまい」について解説しています。私が共感する主なポイントは次の通りです。
◆ 愚痴を「笑いのネタ」にして話す
◆「おもてなし」は軽やかに、さりげなく
◆ 自分の存在を確認し、感謝する機会として、お墓参りに行く
◆「いい言葉」を書き留める
◆「ポジティブな言葉」に変換する
◆「ワクワクすること」はとりあえず、やってみる
◆ 本を読んだ感想をだれかに伝えてみる
◆ 哲学に親しんでみる
本書の後半では、「センスのいいひとづき合い」および「センスのいいひとづき合い」ついて説明しています。とくに私が共感するポイントや言葉は以下の通り。
◆ 自分を、この世界のだれとも比べない
◆ ちょっとした会話から「貢献できること」を見つける
◆ 私の「人と違うこと」を意識してみる
◆「なるほど、そうきましたか」とピンチにつぶやく
◆「今日も明日もいい日になる」と信じて、ご機嫌に過ごす
この本の締めくくりとして著者は、「センスは、苦しみや強引さの中からは生まれてきません。」「迷ったときは、人として美しいほうを選ぼう」と述べています。
あなたも本書を読んで、あなたを幸せに、そして美しくしてくれる「センス」をぜひ、磨いてみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3433日目】