書評ブログ

『「自分史上最高!」になる最強セルフイメージのつくり方』とは?

「セルフイメージ」を変えれば、人生が変わる!と説いている本があります。うまくいく人生とそうでない人生の違いをもたらすもの、それが「セルフイメージ」ということです。

 

 

本日紹介するのは、元ホストで現在は人気セミナー講師である坂田公太郎さんが書いた、こちらの書です。

 

坂田公太郎『「自分史上最高!」になる最強セルフイメージのつくり方』(同文館出版)

 

 

この本は、成功する人と成功しない人の差は何か、ということを徹底的に研究・分析した結果、それはセルフイメージの違いだ、と提唱している書です。

 

 

セルフイメージとは、「自分のことを、自分でどう思っているか」ということです。うまくいっている人はうまくいくセルフイメージを持っているし、うまくいっていない人は、うまくいかないセルフイメージを持っているからだ、と著者は言います。

 

 

 

本書は以下の5部構成から成っています。

 

 

1.まずあなたは誰だ? それを見つけよう

 

2.最強セルフイメージを「自分」で作れ!

 

3.あなたのセルフイメージ改造16の大作戦

 

4.周りの人のレベルがあなたの今のレベルである

 

5.あなたの大ファンを創る究極の奥義

 

 

本書では、人生がうまくいくセルフイメージを見つけて、それを生涯持ち続けることができれば、思いのままの人生を実現できるようになる、と説いています。

 

 

したがって本書は、あなたにとって、「最高のセルフイメージに改造していくための作戦」を、誰にでも実現できるように分かりやすく教えてくれます。

 

 

著者は、新宿歌舞伎町でホストをやった後、居酒屋の経営に失敗して3,000万円を失った経験を持っています。さらに自信喪失からニートになって引き籠り、就職、独立するまではどん底の状態にありました。

 

 

そうした中から、何百冊という本を読んで、自己啓発、心理学、精神医学、スピリチュアル、メンタルマネジメント、脳科学などについて学んだ、と著者は言います。

 

 

そうして得た結論は、カリスマホスト、トップ営業マン、ベストセラー作家、大人気のセミナー講師、芸能関係者、億万長者、みんな成功の要因は一緒で、「売れるのが当たり前」、「収入が入るのが当たり前」だと思っている、ということです。

 

 

圧倒的な成果を出している人は皆、「成果が出るのが当たり前」という考えを持っているのです。よく成功者が言う「努力が大切」というのは真っ赤な嘘だ、と著者は喝破しています。

 

 

 

自己暗示によって多くの重病患者を治療してきたエミール・クーエは、「努力逆転の法則」の中で、以下のように述べています。

 

 

◆ 意志力と想像力が相反した場合は想像力が勝つ

 

◆ 意志の力で努力すればするほど、想像力が強くなり、その意志の力とは反対の結果になる

 

◆ 意志力と想像力が相反した場合は、想像力の強さは意志力の二乗に正比例する

 

 

 

以上のように、想像力の力がいかに強いかが分かると思いますが、ここで重要なことは、「セルフイメージ(=想像力)は書き換えることができる」ということです。

 

 

『メンタル・マネージメント』の著者であるラニー・バッシャムは、「あなたは今のセルフイメージを自分の望むセルフイメージと取り換えることができる、そしてそれにより自分の行動や成績を永久的に変えてしまうことができる」と言っています。

 

 

 

著者の坂田さんは、「最強セルフイメージに変えるのに誰の許可もいらない」「最強セルフイメージはいくつあってもかまわない」と言います。

 

 

この後本書では、「あなたのセルフイメージ改造16の大作戦」について説明されていますが、詳細を知りたい方はぜひ、本書をお読みください。

 

 

本書の最後には、著者が自らの経験から得た「大ファンを創る究極の奥義」が披露されています。ここで挙げている奥義は必ずしも科学的なものではない、と著者は言っていますが、私には腑に落ちるものばかりでした。主なものを以下に紹介します。

 

 

◆ 実力よりがむしゃらさ

 

◆ 「返報性の法則」を徹底して活用せよ

 

◆ 「ザイアンス効果」を活用する

 

◆ あなたの情報量=好意である

 

◆ 「ラッキーカテゴリー」に集中せよ

 

 

◆ 「ラッキーパーソン」にも集中せよ

 

◆ 感謝は大げさに

 

◆ 頼れ! そうすれば相手は助けてくれる

 

◆ 「わたしのストーリー」を語れば、あなたのファンは激増する

 

◆ 「心のエネルギー」を増やすことに集中する

 

 

この中でとくに、「わたしのストーリーを語る」ことが、ファンを増やしていくことのポイントになるというのはまさしくその通りだと納得できました。

 

 

また、本書の最後にある「心のエネルギー」という概念も、私にはよく理解できました。「心のエネルギーを増やす方法」として挙げられた10の方法はすべて共感できるもので、以下に紹介します。

 

 

1.偉大な人に直接会う

 

2.偉大な人の周りにいる人と友だちになる

 

3.善行をする

 

4.神仏、大自然に触れる

 

5.大自然に触れる

 

 

6.人前に出る

 

7.本物の芸術に降れる

 

8.あなたにとっての「偉大なチャレンジ」をする

 

9.試練を乗り越える

 

10.使命、天命にしたがう

 

 

以上のことを私自身も結構、実践しています。大自然で言えば、セドナやハワイのエネルギーを感じて、スピリチュアル体験もしてきました。

 

 

そして、偉大なチャレンジや試練を乗り越え、使命・天命にしたがうことは、今まさに実践中のことです。

 

 

本書は、ともに起業を目指して活動してきた仲間から紹介された本ですが、現在の私にまさに必要な、ピッタリの本でした。推薦してくれたことに心から感謝します。

 

 

また著者の坂田公太郎さんは、同じ高校の同窓生だったことが本書を読んで分かり、私もハワイでセミナー開催を目指していることなど、不思議な縁を感じています。

 

 

あなたも本書の読破をきかっけとして、セルフイメージを書き換えることで、成功への道を歩んでいきませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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