映画化までされた『奇跡のリンゴ』を自然栽培で育てることに成功した木村秋則さんが自ら書いた奮闘のストーリーが文庫化されました。
本日紹介するのは、完全無農薬・無肥料のリンゴ栽培に成功した木村さんが書いた、こちらの書です。
木村秋則『リンゴが教えてくれたこと』(日経ビジネス人文庫)
この本は、青森県のリンゴ農家に婿養子として入った木村秋則さんが、11年かかって、無農薬・無肥料の完全自然栽培でリンゴを育てることに成功した物語を綴ったものです。
本書は以下の8部構成から成っています。
1.農業ルネサンスが始まった (文庫版のための加筆)
2.木村、やっと花が咲いたよ
3.農薬はつらい-無農薬・無肥料への一念発起
4.死を覚悟して見つけたこと
5.米の自然栽培は難しくない
6.全国、世界へと広がる輪
7.すべて観察から始まる
8.貧乏にもぶれることがなかった木村さん
本書の最後には、木村秋則さんの略歴が付いています。
本書で述べられている木村さんの挑戦の過程では、周囲からの冷たい視線と、なかなか結果が出ない「停滞期間」によって、想像を絶するプレッシャーがあったものと思われます。
最終的には、「どうしても実現させたい」という強い思いと、観察と理論学習によって得られた「信念」が心の支えだったのではないでしょうか。
ビジネスの立ち上げにおいても、すぐに結果が出ないことの方が多いと言われています。そうした時の「心の持ち方」を本書から数多く学びました。
あなたも起業に挑戦する時に、ぜひ本書から得られる「不屈の精神」を参考にしてみることを心からお薦めします。
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では、今日もハッピーな1日を!