「目標を確実に達成し、最大限に報われる “ 努力の近道 ” を教えます。」と呼びかけている本があります。
本日紹介するのは、楽天市場初期の主要メンバーとして、複数の事業部長を歴任し、2007年からは楽天の国際化を推進した後、米国滞在などを経て、現在は鎌倉新書にて経営メンバーとして活躍する小林史生さんが書いた、こちらの新刊書籍です。
小林史生『楽天で学んだ「絶対目標達成」7つの鉄則』(日本実業出版社)
この本は、著者が楽天時代に学んだ、目標達成に必要なエッセンスを自分のエピソードと重ねて「7つの鉄則」という形でまとめた書です。
本書は「7つの鉄則」ごとに、以下の7部構成から成っています。
1.短期間でストレッチして「成功を体験」する
2.加速するため「目標達成モメンタム」をつくり出す
3.「成長スピードを加速」させる行動法則
4.「努力を正当化」することで、最高の結果が出る
5.「早く何回も打席に立つ」ことで胆力をつける
6.「達成する仕組み」をつくれば距離が縮まる
7.メンバー育成のキモは「本気度合」を見せること
この本の冒頭で著者は、楽天が100人程度のベンチャーの時代から、1万人を超える大企業になるまでを中から見て、目標を達成し続ける人に関して、次の方程式が当てはまることに気づいた、と述べています。
目標達成 = 努力(やり切る力)× 努力の工夫(仕方)
本書では、楽天の三木谷社長をはじめ、超一流のビジネス・プロフェッショナルな人たちから著者が学んだ「努力の仕方」を、7つの鉄則に整理して、分かりやすく説明しています。
この本で提唱されている目標達成のための様々な行動習慣や思考法は、ビジネスや人生のいろいろな局面で応用できるものです。主なものを以下に紹介します。
◆ 「やります」と人前で宣言すると、「帳尻力」が鍛えられる
◆ 「因数分解」を徹底して、様々な打ち手を繰り出す
◆ 他業界・他業種でうまくいっていることを採り入れるアナロジー発想を
◆ アクションは大胆に、ゲームプランは緻密に
◆ 本当のプロフェッショナルは最後の 0.5%を取りに行く
◆ 「世の中のため」と思えば踏ん張れる
◆ 「説得」ではなく「納得」すると人は動く
◆ 目標を何度も念仏のように言い続ける
◆ 心躍るネーミングはやる気を上げる効果がある
◆ 変化を1秒でも早くとらえれば、アクションも早くなり、結果も早く出せる
◆ つねに「再現性」を考え仕組化する
◆ 鳥の目、虫の目のほか、潮流を見る魚の目を持つ
◆ 決断する力は経験でのみ強化される
◆ ビジネスにおける成功の秘訣は勝つまでやることだ
◆ 全員掃除で学んだ「自分事」にすることの大切さ
本書の最後で著者は、楽天やその社員が持っている目標達成の力について述べ、それを「形式知化」して、世の中に共有したい、と考えてこの本を書いたと披露しています。
あなたも、本書から「楽天流・絶対目標達成」の鉄則を学んでみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を