書評ブログ

『年金で泣く人 年金で笑う人(PRESIDENT 2025年1月31日号)』

「老後資金への不安は強まるが、正しい知識を身に付ければ何も怖くはない。あなたの年金を『金のタマゴ』に変える知恵をお届けする。」と述べている雑誌特集があります。

 

本日紹介するのは、第2、第4金曜日発売ビジネス誌として名高い、こちらの経済雑誌の特集記事です。

 

『年金で泣く人 年金で笑う人(PRESIDENT 2025年1月31日号)』(プレジデント社)

 

この雑誌特集は、「106万円の壁」「基礎年金の底上げ」など、年金問題が大きく動いた2024年の議論を踏まえて、今後の年金について考える材料を、様々な切り口から提示しているものです。

 

本書は以下の10部構成から成っています。

1.これから私たちの年金はどこまで減るのか? ― 山田真哉

2.ゼロからわかる「年金のしくみ」超入門 ― 清水典子

3.知識がないと大損「ねんきん定期便」正しい見方と落とし穴 ― 山中伸枝

4.徹底取材「年金生活のリアル」男女5人の証言

5.実例紹介◎限られた年金で満足に暮らす人たち

 

6.70歳からの「お金の壁」の乗り越え方 ― 畠中雅子

7.英国在住37年作家が「日本の年金」を嘆くワケ ― 黒木 亮

8.家なし職なし年金なし……ド底辺老後のリアル ― 國友公司

9.「年金未払いのまま老後」を迎えるとどうなる ― 山田篤裕

10.日本の公的年金は本当に大丈夫なのか? ― 井堀利宏×黒田尚子

 

本特集の前半では、「これから私たちの年金はどこまで減るのか?」「ゼロからわかる「年金のしくみ」超入門」および「知識がないと大損 ねんきん定期便 正しい見方と落とし穴」について以下のポイントを説明しています。

◆「106万円の壁」から「週20時間の壁」へ

◆ 氷河期世代の多くは30代で正社員化

◆ 国は厚生年金保険加入者を増やしたい

◆ 繰り上げ・繰り下げ受給とも注意すべき点がある

◆ ねんきん定期便をチェックしていた人とチェックしていなかった人の残念な違い

 

この本の中盤では、「徹底取材 年金生活のリアル 男女5人の証言」「実例紹介◎限られた年金で満足に暮らす人たち」および70歳からの お金の壁 の乗り越え方について解説しています。主なポイントは次の通りです。

◆ 年金生活のリアルは大きな格差

◆ 成年後見は単身者が認知症に対処する方法の一つ

◆ 専業主婦が入る3号保険は約40年前に創設された

◆ 厚生年金を受け取る女性の数は増加している

◆ 70歳になってからでも老後は豊かにできる

 

本書の後半では、「英国在住37年作家が 日本の年金 を嘆くワケ」「家なし職なし年金なし……ド底辺老後のリアル」「年金未払いのまま老後を迎えるとどうなるおよび日本の公的年金は本当に大丈夫なのか?について説明しています。主なポイントは以下の通りです。

◆ 日本の年金の問題点は、若年層の減少

◆「乏しい年金より生活保護のほうが幸せ」は本当か?

◆ 現役世代が直面する年金負担

◆ 高齢者は医療費を心配しすぎている

 

あなたも本特集を読んで、自らの年金年金生活のリアルを考えてみませんか。

 

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では、今日もハッピーな1日を!【3619日目】