「多くのお金持ちの方にお会いし、そのお話を聞いていくうちに、彼らは考え方や日々の習慣が一般の方とは異なるからこそ、『お金持ち』や『超富裕層』と呼ばれる立場にいるのだ、ということに私は気付いたのです。」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1980年広島県生まれ、30歳のとき、不動産テック系ベンチャー企業へ転職、営業職として接点を持った多くのお金持ちから、人生を豊かに生きるためぼ賢いお金の使い方を学び、この学びを人生に取り入れて執行役員に就任、その後会社が株式上場を果たして金融資産3億円を超える富裕層の仲間入り、人生を豊かに生きる人を増やしたい思いからファイナンシャルプランナーとなった立川健吾さんが書いた、こちらの書籍です。
立川健吾『お金持ちは合理的』(すばる舎)
この本は、考え方やコツさえわかってしまえば、簡単に生活に取り入れることができる「お金持ちの合理的な教え」や「賢いお金の使い方」を紹介・解説して実践できるようにしてくれる書です。
本書は以下の5部構成から成っています。
1.お金持ちの「お金の使い方」はココが違う!
2.行動経済学を無効化する「お金持ちマインド」
3.お金を自由に使いたければライフプランを設計せよ
4.未来への投資としての「お金の活用法」
5.お金の最大の価値は「経験」を買えること
この本の冒頭で著者は、「お金持ちは、お金を汚いものと特別視して、それについて考えたり話したりするのを避けることはありません。」「常に使った金額よりも大きな価値を引き出すように意識しています。」と述べています。
本書の前半では、「お金持ちのお金の使い方はココが違う!」ついて、以下のポイントを説明しています。
◆ 金額以上の価値があればお金を出す
◆「お値段以上」かどうか、サボらずに考える
◆「買わされる」セールには近づかない
◆ 本を読むだけで、どんどんまわりと差がつく
◆ 健康はお金で買えない
◆ 目先の価格より、維持費やリセールバリューに注目する
◆「これがいい」を基準に選択して支出を減らす
◆「毎日長時間使う物」からお金をかける「コンフォート原則」
この本の中盤では、「行動経済学を無効化するお金持ちマインド」および「お金を自由に使いたければライフプランを設計せよ」について解説しています。主なポイントは次の通りです。
◆ 行動経済学に左右されない合理的な判断をする
◆ 払ってきたお金ではなく、これから払うお金のことを考える
◆ 広告の裏を読むことで、本当の価値を見極める
◆ お金の動きは率ではなく、額で考える
◆ ライフプランを作っている
◆ 一生で手に入るお金を棚卸ししてみる
◆「貯蓄のゴールデンタイム」を活用
◆ お金は人生の選択肢を増やし、リスクを減らしてくれるもの
本書の後半では、「未来への投資としてのお金の活用法」および「お金の最大の価値は「経験」を買えること」について考察しています。主なポイントは以下の通り。
◆ 投資にお金を使うことで、資産も自分も成長させる
◆ 知識にお金を使い、自分を磨いて美意識を高める
◆ 人脈にお金を使い、信頼という財産を貯める
◆ 時間をお金で買い、人生を何倍も生きる
◆ 健康にお金を使い、お金の価値を引き出せる身体を作る
◆ リスク対策にお金を使い、資産を守る
◆ 子どもに投資をして、一族の力を最大化する
◆ お金の最大の価値は、経験を買えること
◆ お金は貯めても幸せは貯まらない
この本の締めくくりとして著者は、「死ぬまでにやりたいことリスト」を作ろうと述べています。
あなたも本書を読んで、お金持ちから「人生で大切なことは、今を最大限に生きて、一生の思い出を作ることだ」と学び、実践してみませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3272日目】