「投資は時間のゲーム」という格言を紹介し、「働くとは、時間の投資である」と述べている本があります。
本日紹介するのは、1989年東京都調布市生まれ、大手広告代理店に入社、約6年間勤めて、自由になるために退職、高輪ゲートウェイ駅の近くに宿泊施設「Koru Takanawa Gateway」をオープン、同時に、経済や投資を分かりやすく解説する「#世界最速で日経新聞を解説する男(セカニチ)」を開始、就活・キャリア・資産運用セミナーなど年間視聴者数10万人を超える人気講師、各SNSにて毎日配信をしているKoru-workers株式会社代表取締役の南祐貴(セカニチ)さんが書いた、こちらの書籍です。
南祐貴(セカニチ)『未来がヤバい日本でお金を稼ぐとっておきの方法』(ダイヤモンド社)
この本は、「自由に生きたい。出社したくない。FIREしたい。でも、稼ぎ方が分からない。給料は変わらない。頑張っても意味がない。」というモヤモヤを抱えている人に向けた「自由への招待状」となる書です。
本書は以下の6部構成から成っています。
1.日本の未来がヤバい理由
2.就職で稼ぐ。どこで働けばいいか?
3.転職で稼ぐ。最初の会社選びを間違えたら転職すればいい
4.副業で稼ぐ。好き・得意・仕組み化でお金を生む
5.長期投資でお金持ちになる
6.起業して大金持ちになる
この本の冒頭で著者は、「あなたの年収(生涯賃金)を決める要素は、どこのイスに座るか(=働く場所選び)」だ。」と述べています。
本書の前半では、「日本の未来がヤバい理由」について、以下のポイントを説明しています。
◆ 日本人は海外に出稼ぎに出る時代
◆ 総合商社、コンサルティング、海運が日本最強の高年収業界
◆ 世界最強のTOP4(Apple、Microsoft、Google、Amazon)
◆「高い給料=高い能力」ではない
◆ 給与格差が開く対策は、①投資をする、②インバウンドで稼ぐ
この本の中盤では、「就職で稼ぐ。どこで働けばいいか?」「転職で稼ぐ。最初の会社選びを間違えたら転職すればいい」および「副業で稼ぐ。好き・得意・仕組み化でお金を生む」について解説しています。主なポイントは次の通り。
◆「給料」とは労働者の体力を回復させるコスト
◆ 株価が10年上がり続け、売買代金トップ150の企業を選んで就職
◆ 持ち株会に入り、ドルコスト平均法でコツコツ投資
◆ 就職とは「時間の投資先」
◆ 就職も結婚も「人生のパートナー選び」
◆ 企業は「変化する生き物」
◆ やりたいことは、①挫折した瞬間、②感謝された瞬間、③尊敬する人、の3つを探す
◆「咲ける場所を探しなさい」
◆「良い働き方=時間の投資」とは、キャリア、プロ、市場価値で決まる
◆ 会社選びのコツは、①年収が高い、②採用人数が少ない、③スキル資産が溜まる、④平均年齢が若い
◆ 副業すれば、強気になれる
◆ 副業は、先生・メディア・物販・仕組み・お金持ちの代理
◆ 副業ジャンルは、ネガティブ体験、Amazonアソシエイツ、クラウドファンディング
◆ SNSマーケティングを仕組化する
◆ モチベーションが最重要
本書の後半では、「長期投資でお金持ちになる」および「起業して大金持ちになる」について考察しています。主なポイントは以下の通り。
◆「新NISA」は国の未来を変える
◆ S&P500のインデックスファンド(投資信託)が人気トップ
◆ 投資=時間のゲーム、20~30年で資産をつくる
◆ 日本経済を件いsンする企業は、ソニー(Appleの最重要パートナー)
◆ 人は、①祭り、②時短、③信頼にお金を払う
◆ 人は、④自慢、⑤愛情、⑥儲け、⑦依存にお金を払う
◆ 利は元(原価)にあり
◆ 人生最大のリスクは、他社のお金(給料)に依存すること
◆ 利益とは、競合が追いつくまでの時間
◆「なぜここにいるのか?」を考え
◆ 年間売上700万円を超えたら法人化する
◆ お金の正体とは、世の中を幸せにした度合いを可視化したもの
◆ 詐欺と「ムリ・ムラ・ムダ」を撲滅する
この本の締めくくりとして著者は、「皆様の人生にも必然の勝利は訪れる。それは、日々の時間の投資だ」「正しい場所で、正しく努力を重ねれば、希少性が高まって価値は跳ね上がる」と述べています。
あなたも本書を読んで、お金と働き方の常識をアップデートし、正しい場所で時間の投資を続けていきませんか。
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では、今日もハッピーな1日を!【3124日目】