「人生はたった1枚の紙で変えられる」と提唱し、理想の自分を手に入れる「書きだす」習慣について述べている書があります。
本日紹介するのは、FOXニュースでヘルス担当のシニアプロデューサーを務めるポーラ・リッツォさんが書いた、こちらの書です。
ポーラ・リッツォ『リストマニアになろう!理想の自分を手に入れる「書きだす」習慣』(飛鳥新社)
この本は、エミー賞受賞のTVプロデューサーで、自称「リストマニア」のポーラ・リッツォさんが、「リストで人生を変える方法」を紹介している書です。
この本で「リストフル・シンキング(=リスト活用思考)」と呼んでいる考え方は、人生のすべてに当てはまり、ほぼあらゆる状況に活かすことができる、著者は言います。
本書から手に入れられるものとして、以下のことが挙げられています。
◆ 職場でも家庭でも、もっと生産的で効率よくなれる
◆ 新しい戦略がわかり、悪いリストづくりの習慣が改められる
◆ 心からりやたいと思っていることに使える時間をより多く確保できる
◆ いつも何もかもやらなくてもいいように、人生のさまざまな面をアウトソーシングする方法がわかる
◆ 時間ができるので、もっとすてきなプレゼントをしたり、もっとすばらしいパーティを開いたり、もっと何かに打ち込めるようになる
◆ ストレスが減る
本書は以下の8部構成から成っています。
1.さあ、リストで自分の人生を取り戻そう!
2.リストの定番!ToDoリストをつくろう
3.ToDoリストを使ってビジネスで成功する!
4.夢をかなえるためのリストいろいろ
5.リストを使えば、家庭もうまくいく!
6.人づき合いもイベントもリストにお任せ!
7.人生をアウトソーシングしよう!
8.今すぐ、デジタルで行こう!
この本の冒頭で著者は、「つくってきたのは、こんなリスト」だとして、具体的なリストの例を以下のように挙げています。
◆ やるべきこと
◆ 行きたい場所
◆ 物語のアイデア
◆ 試してみたいアプリ
◆ お気に入りのレストラン
◆ 読みたい本
◆ 予定しているイベント
ほかにも、気まずい状況を切り抜ける言葉や、人を笑顔にさせる方法など、リストはまだまだある、ということです。
リストは紙に手書きで行うのが著者のお薦めですが、デジタル化のメリットもある、と言います。①同期できる、②なくす心配がない、③何度も見直せる、④検索が簡単、といったメリットです。
そして、おすすめのアプリとして、エバーノートを強力に推奨し、その解説にかなりの紙幅を割いています。
本書の結びの部分で、「最後のリスト」として、「人生リスト」を挙げています。これは著者のお気に入りのリストで、「死ぬまでにやりたいことリスト(=バケット・リスト)」のことです。
「人生リスト」では、夢の大きさは問いませんし、どんな夢でもこのリストに書き続けましょう、と著者は呼び掛けています。
あなたも本書を読んで、理想の自分を手に入れるために、「リストを作る」習慣を身につけませんか。
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では、今日もハッピーな1日を